へそおもい

2009年05月24日(日) あおむしごめん

どくだみの花が
たくさんさいてきた。

そろそろ
一気に収穫して
収穫まつりで
感謝をささげてから
根こそぎ
どいていただこう。

青虫…
まいにち
チェックして
つぶしても

次々と新しいやつが
大事な新芽をむしゃむしゃ食っている。

どこからわいてくるのか。

青紫蘇やみつばは
すごい勢いで食べられて
人間がたべられる
きれいな葉っぱが
ないくらい。

自分が食べるためには
青虫をつぶさねば。

わたしは
蝶の芋虫をかっていたくらい
芋虫好きなので
この青虫も
できればつぶしたくない。

でも、
わたしの大事な植物たちを
食べるとなると
つぶそうとおもう。

きゅっと息をとめて
「ごめん!」
「なんまんだぶー」
とつぶす。

実は
あまりに
でかい青虫になると
つぶす勇気がでなくて
5分くらい悩んだ末
近くの溝にほおっている。

そんなやつは
ラッキー青虫だ。



青虫をつぶしていると
わたしは自分が
強毒性のウィルスになったような
気分になる。

わたしにつぶされた青虫たちと
うまくわたしから逃げられたり
溝にほおられたりして
生き残る青虫たち。

そのちがいは
たとえば強毒性の病気が
流行った場合
亡くなる人と生きる人の
ちがいのような。

偶然というか
運命というか。

もしも
病気が流行ったら

わたしは
自分や周りの人間を
守るために
自分ができることは
最大限やるとおもう。

だけど
大きな流れからみると
事故や他の病気で
亡くなることと
流行病で
亡くなることの
違いって
あまりないような
気がする。

同じことのような。

だから
死ぬときに

「わあ楽しかった満足」と

思えるように
生きていたいと
思う

その道を
追求したいと
思う

今日この頃。


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はたさとみ [MAIL]

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