へそおもい

2008年11月05日(水) 旧暦の神無月

この時期は
日本中の神さまが
出雲に集まって
会議をされるので

出雲は神在月で
その他は
神無月になるのだそうだ。

だから
こんなにも
わたしのまわりは
バタバタしているのかしら。

やけに
長引く風邪が
やっとこさ
落ち着いてきたかと
おもったら
こんどは
相棒がダウン。

のたうちまわり
うごけない程の
腹痛発作と発熱で
救急車体験。

救急隊の人は
冷静で親身で
重みと深みがあって
すてきな人たちだった。

わたしは
ひとりで
荒波うちよせる
崖のうえにたっていて
いろんな
方向から
強い風が
ふいてきて
髪の毛はぼうぼうで
足をふんばって
顔はしかめっつら

そんなような
状態だったのだが。

救急隊の人たちは
そんなわたしに
遠くからから親し気に
手をふって

「あとでうちによれよ!
 熱燗ごちそうしてやっからさー」

って声かけてくれたような。

そんなあたたかな
感じをだしていて

ほっとした。

相棒は
じきにおちついて
検査結果も
危険な可能性はなく
もう大丈夫なので
よかった。


すっかり
へとへとに
なってしまったので
気分をもりあげるために
のりの佃煮
(ねたねたしていて落ち着く)と
生姜とレタスのミルクスープ
(あたたかくやさしい)をつくる。

ここのところ
連日悪夢なのだが

今夜は
穏やかな
夢をみたいよ。






*ここ数日の悪夢おぼえがき*

・持っている服をすべて肥え溜めに落とす。
 ひろって洗おうと蛇口をひねると
 蛇口からも肥え溜めのどろどろがでてきた。
 くさい汚い服で一生いきていかなくてはいけないと
 腹をくくる。

・教室で作文のテストを受けている。
 みんなすぐに書き上げて次々と部屋をでていく。
 わたしはぜんぜん書くことが思い浮かばず
 最後のひとりになり焦る。
 試験官が部屋に5人いてわたしをじっと睨んでいる。

・京都駅で終電をのがす。
 身体がだるくて帰りたいとおもうが、
 タクシーの金もなく
 朝までやっている小さな店に入る。
 店には外国人や日本人のヒッピーみたいな人たちが
 たくさんテンションが高くつどっている。
 身体はだるいし
 テンションについてけず居心地わるい。

・昔の恋人が森の中の湖につれていってくれる。
 湖で彼の今の彼女(奥さん?)とばったり会う。
 彼女の前では、彼はわたしのことをひどく邪険に扱い、
 その豹変ぶりに腹がたつ。
 腹がたっているのに、怒らないでいる自分に疲れる。

・ゆであがったパスタの麺を道ばたで立ち食いする。
 ぐつぐつ湯気のあがるなべからパスタを右手でつかみ、
 左手で小袋に入ったポン酢をかけてむしゃむしゃたべる。
 あついし落ちるし服がよごれるし
 わけがわからない。

・カラフルな飛行機にのって
 敵から逃げている。
 たよりになるようなならないような味方がいる。
 敵はずいぶんせまってきていて
 胸がどきどきする。


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はたさとみ [MAIL]

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