実家で二日酔いで 朝から吐きそうで 手も小刻みに震えるくらいだったのだが 家族にばれるのが嫌だったので 必死で普通のふりをした。
めいっこが 「さとちゃんメガネ!」などと かわいらしい声をあげるので ますます罪悪感。
赤ちゃんは なんてさわやかなのだろう。
無理矢理 朝ごはんをつめこみ、 掃除をしているふりをして ベッドにうずくまる。
こんな気をつかった二日酔いは 初めてである。
少し元気になったころ 近所に家をかったっという ともだちから連絡がはいり、 その家をみにいく。
かなり安く土地と物件をかったらしいのだが、 以前の持ち主の方がなくなられたまま 10年ほどほったらかしにしてあり、 家財道具一式すべてそのまま ついてきたそうである。
10年前の角砂糖やら のみかけのカップやら じゃがいも(溶けて根がはびこっていた)やら ふとんやら入れ歯やら日記やら請求書やら 手紙やら着物やら診察券やら… すべてそのまま。 そこにかつて住んでいた人のことを いろいろ推理していたのだが、 やっているうちに へんな気分になったのでやめた。
彼はこれから掃除をして 使えるようにしたいらしいのだが、 すごい作業だなあ。
彼らがこのまちに 住むようになったらますます おもしろくなりそうだ。
そして 夜には 我がねぐらへ帰宅!
自分のリズムがあるところは なんと落ち着くのだろうか。
相棒とオムライスをたべて 気をつかうことなく 思う存分だらだらしまくる。
だらだらは素敵だ。
実家の庭にやってくる やまがらさん。 ちょんすけには悪いが かなりかわいらしかった。
年明け2日の日記 消えてしまいましたねえ。
あらためて 今年もどうぞよろしく おねがいいたします。
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