2004年10月14日(木) |
目の前にあるのに手がとどかない |
実は天体モノが好きでして、 今日の日食を 密かにたのしみにしていたのだ。
日食がみれるのは お昼前後だと確認し、 ワクワクしながら出勤。
仕事の合間をぬって 観察しようと こっそり計画していたのだ。
すばらしい青空で これは完璧だとおもっていた。
いい時間をみはからって さりげなく太陽をみてみる。
なんだこりゃ! まぶしいじゃないか! まぶしすぎてなんにもみれないではないか!
そういえば、 小学校の時は黒い下敷きをすかして 観察していたっけ。 日食なんて生でみれるはずないではないか。 肝心なところを忘れていたよ、 奥さん。
少ない智恵をふりしぼって、 ハンカチや服やスーパの袋なんかを 目の前にもってきて、 すかしてみたりしたのだが、 残念ながら観察できず。
職場内の保健室なんかに レントゲンのフィルムないかなあ…などと 考えてはみたが、 日食をみるために レントゲンフィルムを借りるのは 不可能だろう。
売店に下敷きかセロファンを 買いに行くという手もあるが、 ちょっと挙動不振だ。
あああ 目の前で 神秘の天体ショーが おこなわれているというのに!
なにかいいアイディアはないかと、 手をこまねいているうちに 時間がなくなってしまったのでした。
あああ 空腹で手足をしばられて 目の前にカレーライスとか さんまの塩焼きとか 新鮮でぷりぷりのお刺身なんかを 並べられた時の気持ちって、 こういうものなのでしょうか。
残念。
きょうはぐっすりふて寝できそうです。 おやすみ。
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