桜の木の下でスモークをした。 アジとチーズとウインナー。
風がふくと花吹雪で 故郷、雪国の冬をおもいだした。 ビールにいっぱい花びらがはいったので、 口のなかにもいっぱい花びらがはいった。
スモークはうまくできたよ。 まだカラダが煙のにおいがする。
夜は、 故郷の友とナガデンワ。 久しぶりで、 なんだか元気がでた。
ああ、わたしの原点は やっぱりここだ、 とおもった。
人間はひとりぼっちだけれど、 ひとりではなくて、 世の中たいへん複雑にできている。 毎日毎日を新しく生きていくのは、 膨大なエネルギーを必要とする作業。
エネルギーを絶やさないように、 よく食べて よく眠って よく笑って わたしを大切にしてやらなくては いけないなあ…。
最後まで自分と一緒にいるのは 自分ひとりしかいないものな…。
などなど、 そんなことを、 ぼんやり考えていたのでした。
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