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■ 素敵な夜なのに仕事着でごめんね
「8時に集合ね」
今日は外食をすることになった。 デパ地下から脱出できるのが閉店の19時すぎ、 カメラの修理を頼んでからレストランへ向かうと 調度順番が回って来た。いつも1時間位待たされるので 「予約を入れて来ようね!」と言いつつも大概突然思いつくもの。 よって今宵も予約無し。でも、先に母と祖母が待機していたので 私はまるで予約を入れた者のごとく席に就けた。嬉しい。 美味しい匂いの中で待つのは拷問に近いものがあるもん。
「なんで今日は外食なの?」
それは母が手にしていた葉書 『素敵な誕生日を過ごしませんか?』 ですぐに分かった。もうすぐ母のBirthdayだったのだ。
バースデーコースを頼んだ。 注文を取りに来るとすぐにウェイトレスとは違った様相の女性が現れ 「この中から一曲お好きなものをお選び下さい」と言った。 音楽のプレゼントだと言うのである。 Happy Birthdayの曲が流れたあと、母が選んだ曲が店内に響いた。 じーーーっと黙って聴く母。音楽が母の心にまで届いている感じだった。 料理も豪華で、会話も弾んで 「思いもよらぬ素敵な誕生日になったわ」とゆっくりと言った。 生まれて初めて父(私の祖父)からもらったお祝金を 早速使ってしまったにもかかわらず母の笑顔は絶えなかった。
後六日、何をプレゼントしようかしら?
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2002年03月09日(土)
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