晴れたり 曇ったり
めぐみ



 旅行すると時間や空間が入り交じる

いや〜な夢を見た。
場所が変わったせいかもしれない。
いや、寝る前にばたばた音をたてるドアに向かって

「お化けがいるかも」

なんておばが言ったのがいけないんだ。
私はこわがり。

夢はこうだった。
大きなプラスチック製の板に押しつぶされる。。。
板が迫って来る時、実際に私は叫んでいた。
しかも大きな声で。

朝、プププと笑われた。起こしてしまって申し訳なかった。
お恥ずかしいながら私はどこかへ出かけると寝言をかましてしまうのだ。
はっきり言うもんだから時には起きているのかと
話掛けられつづいて会話もしてしまうほどのつわものなのである。
小学校へ通う頃、2階からランドセルを背負って降りてきたこともある。
もちろん寝ていながらする行動なので全く身に覚えがないのだ。
自分でありながら恐い。
話せば出て来る出て来る寝言話・・・

頭をスッキリさせるべく、桧風呂につかる。
朝食を浴衣のまま取って、チェックアウトの時間までのんびり。

売店には温泉水をつかった商品がいくつか並ぶ。
祖母はそこで水と化粧水を買っていた。
水は送ることも可能。

帰りはスーパービュウ踊子号。
その名のごとく車窓はとても大きくて、
窓いっぱいに青い海と青い空が広がっていた。
何故帰る日は帰りたくなくなるような空になるのだろうか?

外に青を見ながら小さい頃を思い出していた。
小さいわたしはわくわくしていて、確か隣には祖母がいた。
列車の椅子は窓に向けて並んでいた。
伊豆へ向かう列車だった気がするが、誰もその列車のことを知らなかった。
あれはどこへ向かっていたのだろう。

東京駅でまつおさん一家と別れた。
新幹線に乗り換えて家に帰る。

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■年末年始旅行記■
進行状況:止まりっぱなしでお叱り受けちゃいました。ぐすん。

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2002年01月23日(水)
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