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■ ◆国外逃亡にあたりお知らせ&ゾクゾクゾク恐怖のラスベガス帰国編
※投票ボタン下ラスベガス旅行記追加
昨日、日記続ける宣言しましたが 明日からまた国外逃亡します。 よって早速ですがしばらく日記が止まる事お許し下さい。 5日成田空港着です。 <空色ノート>のトップもクリスマスのまま年越しです。 実家の様です。ツリーしまっている時間ないんです。ごめんなさい。
荷造りも例のごとく全くやっていません。 さっさと取りかかればいいのですが 今どうしようもないかゆみに襲われています。 だからこの日記もなかなか進められない状況です。 手をキーボードの上に置いておけないのです。 全身をむかでがはう様な感覚。 それを感じる場所へ手が走り血が出るまでかいてしまいます。 こんなに激しくアトピーが騒ぎだしたのは久々です。 昨日見たテレビの様です。何者かに身体を乗っ取られた感じです。 悪霊でも取り付いているのかしら?な〜んて。。。恐い。
あぁ、こんな日記のまま放置するのも嫌だなぁ。 でも、アトピーと戦っているこんな私もめぐなんです。 旅先でのんびり休養できますように・・・ せめてラスベガス旅行記書き終わってから出かけたかったなぁ。 (ラスベガス旅行記書き上げました [07th JAN 2002]) ごめんなさいね。ではでは、2002年までさようなら〜御機嫌よう!
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この場を借りて ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ラスベガス旅行記最終回 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
4泊6日なんてアッと言う間。 もう帰る日になってしまった。 荷造りをだらだらとし、 出発時刻まで起きているつもりだったが トランクがなんとか閉まった途端眠くなってしまった。
「寝ない方がいいよ」
と祖母は言ったがもう目を開けてはいられない。 一時間でもいいから夢の世界へゆきたかった。 3分位しか寝ていない気がしたが時間は刻々と過ぎ去っていた。 もういずみ姉さん達は部屋から消えていた。
「おはようございますぅ」
手荷物までごっそり持っているのはめぐだけだった。
「入らなかったの?」
「う、うん」
「言ってくれれば良かったのに」
そんな短い会話を交している間にバスが来た。 空港までネオンの中をゆく朝の5時。
「テロがあってから荷物チェックが厳しくなっています」 「ランダムにパソコン上ではじき出された方は」 「老若男女関係なくトランクを開けられます」 「その際は御協力のほどよろしくお願い致します」
いや〜な予感。。。
空港はがらんとしていた。 1人1人チェックイン。
トランクにピンクの紙を付けられたら当たり! (いやハズレと呼ぶべきだな)
恐るべしピンク紙。
トランク中身大公開!!である。
トップバッターは祖母だった。
ぎょ!
ピンクの紙がーーー!!
「すみませんねぇ。。。」
と現地世話役人が言った。
が、
しばらくするとその紙は取り外される。
「この方は結構です」
なんだよぉ! 吃驚させるなよなぁ!
***
続いてわたくし・・・
遅い!
遅い!
実に遅い!
何やらもめている。
「この子の名前リストにないわ」
いや〜な予感。 はじき出されているって事は???
「こちらに来て下さい」
と別の女性が呼ぶ。 責任者っぽい。
出たーーー!
ピンク紙!!
トランクにはその時点から一切触れなくなった。 手袋をした女性が私のトランクを台の上に乗せる。 ベルトを外す。
「ダイヤルキーがされてるわ」 「彼女に触らせていいのかしら?」 (触らないでどうやってあぁた開けると言うのさ)
く る く る く る
「こっちもカギかかってるわ」 (当たり前じゃ) 「触らせていいの?」 (どうも新米らしい。。。先行き不安)
2箇所カギを開けると再びカギをかけるまで一切触れなかった。 全ての物を一旦トランクから出す。 一応入っていた通りに入れようとは試みているみたいだが 途中からどこに何が入っていたのか分からなくなった模様。 それもそのはず、まるでパズルの様に詰め込んで来たのであるから。 中央にてんこもりになっていく→→→ (これで閉まるのか?)
衣類の間にも何か隠されてはいないかとぐちゃぐちゃぐちゃとする。 綺麗にたたんだのもヘニャヘニャに。。。 ふたと言うふたは全て取って中身まで見て居た。 お土産の口紅も開けられ、箱が破けた。
「綺麗な色ね」
そんな事はどうでもいい!
ムカ!
フィルムもいちいち開ける。 (そこに何を仕込むと言うのだ?)
ハサミは切れるかどうかシャキシャキしてみる。
厄介だったのは日本から持って行った湯沸かし器。 彼女は見た事もない代物に面喰らっていた。
「何これ?」
(使い方なんてどうでもいいじゃん!) (それはただの湯沸かし器!!) (あたしゃ、自爆するほど阿呆じゃないわい!)
が、どうしても構造を知りたいらしい。 いじくり回す。
バキッ!
「キャー壊れるぅぅぅ」
「ちょっと壊さないでよね!」(怒)
「壊す気はないわ」
手が出せないのでそれをどう使うのか説明するのが大変だった。 やっと理解できた時
「よく出来てるわねぇ」と。
ココで切れた。
ブチ!
どうでもいい!
早くしろ!
ただただ待っているいずみ姉さん一家のことが気になった。 イライライラ!
割れない様にと頑丈にしてきたのも意味もなく放り込まれ、 両側とも
中央↑てんこもり↑
絶対閉まらない。 案の定、 手を出せないはずの周りのスタッフも総出で押しつぶす始末。
か な り 強 引
す ご く 強 引
「あのぉ、ちゃんとしまってないんですけど」
微かに隙間が開いている。
「ベルトするから大丈夫よ」
え?
そんな問題か?
そしてとうとう、 トランク半開き状態で ベルトに乗せられ成田まで さようならとなった。。。
「壊れていたら保証してくださるんでしょうねぇ」
「あんな雑な入れ方されて頭にきてます」
「もし、トランクが壊れた場合は飛行機会社に言って下さい」
「中身の保証は一切致しません」
は?
ムカつくぅぅぅ!
カッカしながらゲートに向かう。
この時点ではまだ私だけボーイングパスをもらって居なかった。 ゲートで渡すとのことだったんだ。
いつもの様に手荷物チェックを受け、 時間までにゲートへ。 その前に朝食を取った。 イライラしてて消化に悪い。 周りの人にも不快な思いをさせてしまった。 うぅん、ごめんなさい。 し〜ちゃんはこのイライラしている私の健康を気遣い ビタミン剤をくれた。 優しいね。 気持ちだけで救われたよ。 ありがとう♪
ゲートで待っていると名前が呼ばれた。 ただチケットをもらうだけかと思いきや また鞄を開けられた。 ありとあらゆるポッケを覗く。 さっき金属探知機で身には何も怪しい物はないと判明したのに 乗る寸前に何者かから預かると言うのを想定しているらしく またかかしの様な格好をさせられ
「はい!後ろ向いて!」
と前から後ろからチェックを受け 家族とは別の入り口からとっとと機内に案内された。 また皆の所に戻れると思っていた私は荷物を椅子に置いたままだった。 後からやちゃんとし〜ちゃんが持って来てくれたから助かったけど。 皆が皆、チェック受けるのなら分かるが ランダムに選ばれた中にうまい具合にテロリストが居るとも思えない。 居たってうまくやるに決まって居る! こんなんで防げるのであろうか? 全く疑われたようで気分の悪いフライトとなった。
帰りはサンフランシスコ乗り換え。 成田まで会えないトランクのことばかりが気になった。 ベルトに乗って現れた私のトランクは、見た目は無事だった。 実家に戻って開けると 箱はぼこぼこにつぶれていたり ぐちゃぐちゃではあったが 壊れ易い物が無事だったので良かった。
「滅多に出来ない経験したと思えばいいじゃない」
う ぅ ん
ど う せ 当 た る な ら
一獲千金が良かったよ。
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2001年12月28日(金)
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