晴れたり 曇ったり
めぐみ



 ココロを癒す音楽

「もしもし、めぐみです」
「おぉ!久しぶりじゃないか!」「元気なのか?」

電話口で気功の先生はとっても嬉しそうだった。
今日は午前も午後も混んでいる様子だったが
無理やり入れてもらった。午前11時予約。

まず祖父を病院へ送り、早く終わればまた家まで送るつもりだった。
が、病院は混み混みで終わりそうもない。
母に迎えに来てもらうよう頼み病院を後にし
自分の治療に向かった。

「だいぶ良くなったわねぇ」

と嬉しい言葉を聞いた。
が、今日は顔に湿疹が出ていて自分の中では<最悪>だった。
一番辛かった時はこんなもんじゃなかった。
でも、良くなるとひどかった日のことなど忘れてしまう。
常に一番大変なのは<今>なのだ。

久々に全身マッサージをしながら気を入れてもらうと
血の循環が良くなり冷え性の私の身体はポッポしてくる。
と、かゆみが増すのだ。かゆかゆである。

「うおぉぉぉ騒ぎ出した!」

治りきっていないのでこうなることは分かっていた。
数時間前の最悪より最悪へ移行・・・悪化である。
ため込んだ膿を出しきるにはどの位かかるのだろう?

イライラする。
こういう時はあまり人とかかわりたくない。
冷たい態度をとってしまうからだ。
「ごめんなさい」
とココロで思っていても嫌な思いをさせてしまう。
今日は大好きなたっくんに会ったのに
遊んであげられずごめんね。。。
めぐ、ちょっと意地悪だったかも。

人の意見も素直に聞けなくなったりする。
そしてさらにイライラ。
イライラの悪循環。
被害を受けるのは主に母だった。
母は、ホント寛大な人だとめぐは思う。
面と向かって言えはしないが、
「お母さんの子でめぐ幸せだよ」
「こんな娘でごめんねなのだ」

以前からおばがチケットを購入していたピアノコンサートへ出かける。
少し、気が紛れた。
Freddy Kempf氏をご存じだろうか?
ドイツ人の父と日本人の母のもと、ロンドンに生まれた若手ピアニスト。
4歳からピアノを始めた彼は
8歳でロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と
モーツァルトのピアノ協奏曲KV414を共演してデビュー♪

うぅん、小学生で諦めてしまっためぐとは大違い!
続けていたら良かったなぁ、と今更ながら思った。
めぐが一番好きなのは、掲示板にたまに書込に来てくれる
フランスの友達なみちゃんのピアノかな?
彼女のは何と言うのだろう、、、うっとりと〜〜〜♪♪♪
安心して彼女の作り出す音楽に身をゆだねられると言った感じである。

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2001年10月12日(金)
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