晴れたり 曇ったり
めぐみ



 散策のお供

今日は友達と朝から晩まで遊んでいました。
ちょっと、祖母の事など心にひっかかるものを
感じながらではありましたが、
カメラを覗いていると悩みも消え失せます。
今回の散策のお供↓
■ピントが自動で合わなくなってしまった一眼レフ
 ※その原因にはちょろっとした怖い話があるんですよ。
  スペイン旅行中のことでした。
  私は短時間の自由行動を利用してガウディの作品:
  完成まで後100年(?)の
  サグラダファミリア教会へ掛け登ったのです。
  螺旋階段をくるくる登り
  途中もう一つの階段へ移る通路へ出ました。
  そこから美しい青空と豆粒の様な人の姿が下に見え
  登るのを断念した母のためにとカメラを構えます。
  が、じーじー言うだけでシャッターが切れないのです。
  と同時に私に襲いかかった突然の吐き気。
  しゃがみ込んでしまいました。
  「マズイ。。。このままだと置いて行かれる」と
  不安になりつつも、カメラを覗く→取れない→吐き気
  の繰り返し。ついに諦めくらくらになりつつ下へ。
  すると不思議。カメラも正常。気分も良好。
  ???と思っている側で母は違うツアーに紛れて盗み聞き。
  と、なになに?私が気分が悪くなったあの地点は
  この教会の心臓部だと言うではありませんか!
  「あそこに居る天使はイエスの心臓から流れ出る血を
   受け止める格好をしており・・・」と説明は続きます。
  何か得体の知れない力を感じました。
  それから何故かガウディの作品をファインダー内に入れると
  シャッターが切れなくなり、ついに馬鹿になりました。
  カメラ屋さんも原因が分からない模様。
  今はもう自分の勘だけでピント合わせています。
■デジカメ
 日本らしい風景を送ってくれ!とリビアのガイドさんに言われているので
 今回も持参。郵政省メールでは時間がかかりすぎるのでEmailに託す為。
■ロシア製カメラ
 とっても気に入ってるカメラです。おもちゃみたいなんですがね。
 温かい色合いの写真が撮れるんですよ。
 これも自分の目見当で距離等合わせるので
 出来て来るまで結果が分からず、ワクワクする代物。
 ロシア製ってとこがミソでして
 同じカメラの様でも1つ1つ何かしらの特徴を持って生まれて来てます。
 だから、めぐが持っているカメラでしか撮れない物があるってこと。
 でも、これはこのカメラに限らず、一人一人目線が違うので
 どなたでもあなたしかって作品になりますね。
 
今回友達とふらふらして、友達の作品を見せてもらいましたが
同じ道を歩いても見ている物、見ている角度、捉え方が違う事を実感。
比べてみるのも面白いものですね。

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       今はちょっと寒くて辛いかしら?
      いつかあなたの目線で旅させて下さい。 

2000年12月09日(土)
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