胃痛

 秋深し。
 酒が旨く夜は楽し。
 しかしこりゃ穴のひとつやふたつ開いているに違いないと思うほどに、みぞおちが痛い。
 激痛。
 ていうか、ぐぇきつぅぅう!!みたいな。
 或いは、胎動!?みたいな。
 胃になんかいる。絶対なんかいて胃壁を攻撃している。

 病院行きたくないよ。
 内科なり消化器科なりに行って薬をひとつふたつ処方してもらえば症状は一時的に軽くはなる、が、大きな改善を見るわけではなく。
 レントゲンなり内視鏡なり大仰な検査をしたところで結局「原因不明」もしくは「ストレス」で片付けられる。
 何度も繰り返してきたこの一連の作業にまたぞろお金と時間を費すのがイヤ。
 そんな金あったら『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のDVD買う。
 ワタシの胃にピロリのやろうが何匹生息しているのか知らんが、つまりワタシ自身の問題で。
 生活改善とか〜?
 ストレスを解消するなりその要因を排除するなどの努力とか〜?
 あーそうね。そのとおりね。
 でもそういったピロリの生き難い環境を作ることを考えるのは飽き申した。
 根性足りないっすか。そうっすか。どーせね。ふーんだ。
 投げやりな気持ちになる。
 とりあえずしばらく酒やめ。


 やばい痛みのボーダーを急性膵炎時に設定しているので、アレに匹敵するくらい痛くなったら素直に病院行きます。
2006年10月25日(水)

メイテイノテイ / チドリアシ

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