前略、睡魔様 |
前略、睡魔様 音楽を聴くのが楽しくて、眠たくても眠りたくない夜はありますか。 私はまさにいまがそう。久々に貴兄が訪れて薬がなくても眠れそうだというのに、昨夜メッセでザ・スターリンのお話をしたせいか、楽しくて眠りたくありません。 スターリンを十代のときにリアルで聴いていたら、制服の色の如きだった私の思春期はまた違ったと思うのです。ほんとうに。 しかし斯様な夜は久し振り。音楽を聴きながら書く日記も久し振り。 楽しいなあ。 睡魔様、いま暫くお待ちくださいナ。せめて日記を書くまでは。
まあどうでもいいことなンですが、私の国籍を変える動きが水面下で密やかに行われているようです。主に母上が首謀者。 私の現在の国籍は北朝鮮。父方のじじばばは慶尚南道(韓国)出身。なので、私の外国人登録証には、「国籍等:朝鮮」の下に「慶尚南道ほにゃらら郡〜」「出生地:宮城県仙台市」と書かれているわけです。コレはケッコウ面白いことなのでは、と初めて登録証を持たされた16歳の誕生日から気に入っていたのですが。韓国籍になったらつまんないことになるなあ。やっぱりどうでもいいけどな。 国籍を北朝鮮から韓国に変えたところで、目立った変化はありません。再就職活動の際にはもしかしたら変化を実感するかも知れませんが。
しかしこれはどういったタイミングなのでしょうか。 私の知らぬ間に示し合わせてる? 同時期に、いろいろと、実にいろいろなかたちで、いろいろな方から「小説を書いてみては」と言われて困惑しつつも少しまじめに考えてみようかと目論んでみる今日この頃。家から一歩も出たくないから、家の中でできる仕事を探したいから、印税生活がしたいから、という不順な動機によるものなのですが。 しかし自分の日記すらも一文字たりとも進まずにぼんやりしてしまうことが多い私になにが書けるというのでしょうか。 前向きに考えつつ、ぼんやりしてしまうことの方が多いようです。 まあ、あまり期待しないでください。 とりあえず、書くより読む方が楽しくて好きだな。 あなたの文章が読みたいよ。あなたの書く小説が読みたい。
さて、睡魔様。お待たせしました。 寝ますか。それではまた。 うわーん、楽しくて眠りたくないよう。眠たいけれど。 でも寝ます。睡魔様は気まぐれですからネ。 草々。
追伸:また明日もイケズしないで来てくださいネ。明後日こそはハローワークに行かなくてはいけません。
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2005年03月23日(水)
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