12月です |
12月です。 うつ病という診断をうけて一ヶ月。 医師との対話や薬の効果に逐一困惑しながら過ごした一ヶ月でした。 いまは少し落ち着きを取り戻しつつあるように思います。 やはり愚痴や泣き言を、公共の場であるここに書けそうにありませんし(間接的に書いていることになりますか)、友人や同僚に云うこともできそうにありません。それは矜持に因るものなのかも知れませんし、羞恥に因るものなのかも知れません。恐怖に因るものなのかも知れません。しかしとにかく、それって進歩がないと思うわけで。愚痴って気持ちが晴れるならそうするヨ。環境が変わるならそうする。そうでないなら、そんなメンドイ作業は御免ダ。 別に憐憫を買いたいわけではありません。理解を得たいわけでも。畢竟人間はひとり生きていくものです。自分の感覚は自分にしかわかりません。 だからやはり行動がすべてのような気もします。 動こう。変えていこう。自分を。環境を。
この頃思うのは、病気であるということを免罪符にしてダラダラしているのではないだろうか、ということ。イヤだなあ、それは。 自己憐憫の無限ループだけはやめようぜ。 自ら望んで生を受けたわけではなく、望んで不本意な自分に甘んじているわけではありませんが、望んで生きています。生き続けることを選択して、いまここにいます。まあ、かなり、イロイロと天秤にはかけてきましたが。それでもこうしていまここにいます、 だいじょうぶ。がんばります。がんばれます。だいじょうぶ。 それにしても、もうちょっとこう…なんていうの?パリッといかないもんかね。
さて12月です。 仕事やっばいなあ。がんばろう。
十一月の乱読覚書
なし。 ティーンエイジの頃に好きだったイエイツや中原中也をダラダラと眺めたりはしましたが、活字は上滑りするばかり。詩というやつは、読者の腹にあるウツワを選ぶような気がしていました。しかしそれ以前に嚥下する力を必要とするようです。詩に限らず、音楽も小説も、映画も。いまの私にはそれがない。それらはやはり私の上をツルツルと滑り落ちるばかり。 …ま、こういうときもあるってことで。
|
2004年12月01日(水)
|
|