知力・体力・時の運

 不世出の名選手も、負けるときは負ける。それは当然なのだけれど。
 ロジャー・フェデラーの二回戦敗退だけは実に予想外だった五輪でした。
 ま、そんなこんなで祭は終わり。
 連日の浮かれポンチ騒ぎも終わり。
 オリンピックが終わりました。やっと終わりました。



 「Blast!」の来日公演を諦めたのは随分前。八月はマトモに休みが取れそうにないのは予めわかっていたこと、とはいえ、ライブレポートなどを読んだりするとやはりうらやましい。かなりうらやましい。地方公演があればいいのになァ…。


 一方で、いま「The Loss」をナマで聴いたりなんかしたら嗚咽、どころか下手したら気絶しそうな、なんとも妙に不安定なこの頃です。
 落ち込んでいるわけではないのですが…。マ、こうして「外」に向けて鍵盤を打ち殴るくらいには、能動性が機能しているらしいということで。


 私は鈍感ですが、自分が鈍感であることを自覚しているので、そうあるべきでないときには気をつけたいと思います。しかし鈍感であるが故に「そうあるべきでないとき」が訪れたことに気付かないのは致命的。

 鈍感で受動的なおいらと、鈍感で受動的な殿方との関係が、相応の努力なしに進展持続するはずもないのだナ。
 自分も相手もそれを望まなかった、とやはり結論は常にそこに落ち着くわけですが、そんなことを今更乍らにぼんやりと。
2004年08月29日(日)

メイテイノテイ / チドリアシ

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