Smoke gets in my eyes

 昨日は同僚に誘われてエルパークにて劇団麦の「煙が目にしみる」を。

 葛岡斎場を思い出した。
 父方のばあさんが死んだときに咲いていた中庭のシロツメクサ。
 父親の告別式で読む弔辞を書いた机。
 母方のばあさんのとき、隠れて煙草を吸ったひんやりしたトイレ。
 伯父貴のときは、和室でずっと眠たふりをしていたっけ。
 親戚しかいない気安さのなか、現実感に欠けた膿んだような疲労と喪失を漸くに自覚する、あの空気を思い出した。


 帰りに同僚と「苺」で食事。
 オトーフ好きとしては、ぜひ一度入ってみたかった。
 うす、うまかったっす。



 今日は在日朝鮮人青年同盟の飲み会に参加。
 飲み会自体はほとんどが同じ学校の後輩なので同窓会のノリ、とはいえ一番若い連中なんて、夏の風物詩「あなたの知らない世界」を知らないってンだぜ、マッタク。
 これもツキアイ、とは思いつつも、やはりメンドイしシンドイし、安酒はまずいしで、あーもう。
 斯様な集まりに(渋々とはいえ)参加する限りは足を洗えないのだナ、おいらは。
 連中は嫌いではないけれど。
 悪い奴はいないけれど。
 だからこそ、そろそろ考えなくてはならない、か。
 



私信
>あ、や、どーも、お粗末様っした。
 立ち読みとはいえ斯様な雑誌を手にするのは、多少恥ずかしかったのでは?(させといてなんだが…)
2004年07月31日(土)

メイテイノテイ / チドリアシ

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