今夜、眠れるはずがない |
平日の休みを、待ち望んでいたはずだった。 しかし清かな雨音と不規則な水滴の音は、ただただ心地よい眠りを誘い、 否、心地よいとか悪いとか、知覚するどころではなく、 気がつけば、覚醒は実に20時間後だったのです。 今夜、眠れるはずがない。
そういえば、いつか誰かと時間認識の話をしたことがあった。 唯識論に於ける時間認識というか。 意識がない間、その時間はその人間にとって「なかった」のだ、と。 人間は意識を取り戻したとき、意識を失う以前からの時間の経過を知ろうとし、時間軸の整合性を保とうとする。そこで初めて、「なかった」時間が「生まれる」のだとか、そういう話。 しかし意識があろうがなかろうが、経過した時間が事実あろうがなかろうが、確かにいま、眠れずにこうしているのだから。 やはり経過した時間は「あった」のだ。 それにしても寝すぎて眠いけど眠れん、とか、妙に背骨が痛い、とか、そういった身体的な変化で失った時間を認識するのは、やはりなんだか…変かな。 なんにせよ、もったいないということだけは確か。
さて、PS2は相変わらず不調。 掃除が下手だったのか、妙な異音が出始め恐怖する。 PS2が動かないと手持ちぶたさというか、することがない。 朝まで本を読んでいようか。
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2004年04月27日(火)
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