エヘンゲヘン

 Zepp仙台で上妻宏光さんのライブ。
 いや〜楽しかった!
 四枚目のアルバム「Beyond」を中心に、「Beams」からも何曲か。キーボードの野崎洋一さんを始めとして、ベース、ドラムス(和太鼓付き)のサポートメンバーも全員素晴らしく、息のあったアド・リブは実に楽しかった。
 何よりリラックスしてエンジョイしている感じが客席に伝わるンですよね。終始和やかなライブでした。


 今回は「古典」の演奏はナシでしたが、ソロファーストアルバムの「Agatsuma」、そして三枚目の「Classics」などを聴くと、実に確固たる「古典」の技術があることが(ヘナチョコい私の耳にも)実によくわかります(弘前大会のA級チャンピオンなのだから当然なのだけど)。「Beams」や「Beyond」の、(三味線を用いるにしては)前衛的であると云われる楽曲群も、その上で築かれたオリジナリティであることを感じます。
 そしてまだまだオリジナリティの模索段階、というか、発展途上なンでしょう。
 これからも変わりゆくであろう彼の音楽を聴いていきたい。
 なにより楽しかった!これがイチバン!


 ところで、今回ひとつ驚いたのは、ベース(コンバス)のボーイングを見たこと。
 レイ・ブラウンとかクリスチャン・マクブライドのCDでは聴いたことがあるのですが、生で見たのは初めて。ボーイングがメインの「クラシック」ならともかく、斯様な「ジャンル」では結構珍しいと思うのだけれど、どうなンでしょ?

 余談ですが、ツレの某氏などは「しゃべンなきゃオトコマエなのに…」などと云っていたけれど、「あがっち」はあのキャラだからいーの。
2004年04月02日(金)

メイテイノテイ / チドリアシ

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