食いかけリンゴに憬れる

 先頃発表された下半期芥川龍之介賞の受賞作が「文藝春秋」誌に掲載されていたので、早速購入。電車の中で金原ひとみさんの「蛇にピアス」を。
 「賞」のステイタスはやっぱりどうでもよかったりするですが、「ツカミ」にはなり得る。恐らく受賞しなければ、手に取ることすらもなかったとは思います。面白く読みました。
 ま、芥川賞といえば「新鋭の純文学作家」に贈られるわけですから、要するに「今後に期待」ってことなのでしょうね。しかし次の発表作を読むだろうかと聞かれれば、うーん、どうかな、という感じ。嗜好の問題だろうか。

 21日発売の「オール讀物」誌に直木三十五賞の選評が掲載されますが、受賞者は正直「今更」な感じがしないでもないふたり。近年の直木賞は、どうも山本周五郎賞の後手に回っていますよね。
 やっぱりどうでもいいンですけど。




 相変わらずご機嫌ナナメなDynabookちゃんを恐る恐る騙し騙し扱うことにも少し疲れ、この頃は買い替えを考えています。
 次は食いかけリンゴマークブランドにしようかな、と。
 ビル・ゲイツ氏よりスティーブ・ジョブス氏のほうが好感が持てる、とか、まァ、理由はそれだけではないのですが。
 一応重要なデータを預かる身としては、こう頻繁に「重要な欠陥」だとか「緊急の障害」だなどと云われると、必要以上にビビッてしまったりもするわけでして。
 何より昔からあのリンゴマークには憬れを抱いていたのですヨ。
 リンゴユーザーの同僚に相談してみよう。
2004年02月12日(木)

メイテイノテイ / チドリアシ

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