本日討入デー |
今日は赤穂四十七士が吉良邸に討ち入った日です。 正確には旧暦の今日、ですが。
昨年の今日は確か、市川崑監督の「四十七人の刺客」(1994年)をTVでやっていて、面白く観たように思います。 大石が隠棲している山科の家に刺客が入るシーン、好きだったなぁ。 理玖の袂が襖(だったかな)に挟まれて、シュッと抜き取られるところ。 あそこだけは何度見ても息を呑んでしまう。
今日は夜から普段見ないTVをつけてみたのだけど、今年はやらないのかな。 淋しいですねー。
「忠臣蔵」は好きなンです。 赤穂四十七士は忠義の士ではあるけれど、決して絶対なる「正義の使者」ではない。吉良上野介は名君だったという話もある。 大石は追い詰められ、強硬派をなだめながら、ひとつひとつの可能性を見つけて赤穂藩の活路を導き出そうとする。けれどその可能性がひとつ、またひとつと消えていき、最後の最後に浅野大学という可能性がなくなったところから、初めて討ち入りに向かって動き出すのです。それがすごい。かっちょいい。 「四十七人の刺客」は面白いけれど、2時間でやろうというのは無理がある。 やっぱりTVで大掛かりな10時間特別番組とか、やらないもんですかね。 ヒヒヒ。
ちなみに赤穂義士の生き残りである寺坂吉右衛門のお墓は、泉区市名坂の実相寺にあると云われています。ま、尤もここのほかにもあと5、6箇所くらい、そう云われているお寺があるハズだけど。 折角なので一度は行ってみたい。
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2003年12月14日(日)
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