空色の明日
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2018年03月30日(金) テレビも「マイ・ラスト・ソング」

そしてテレビの「マイ・ラスト・ソング」
あ!!奇妙礼太郎出てる!!!
この人の声も好き。
関西のブルースの人たちの
あのなんともいえないゆるさ加減が
この世代にもいてくれて嬉しい。
関西ではかなりメジャー。
彼にピッタリの曲でした。

3世代女子会は樹木さんが一番上だったから
あんなふうに深く掘っても
なんかいい収まり方だったな。
若いひかりちゃんと小泉さんと樹木さん。
いい人選だと思いました。
それぞれの世代らしいらしさが出てて。

お母さんの話になって
私の母は一人で暮らしているのだけど
週に1回は電話してその週のことをお互い
話したりする習慣になっていて
まぁたまには面倒くさい時もあるけれど
自分もいまだに母に相談をしたりすることもある。

よく考えたらウチの母は
「子供から見てきちんとした人でいよう」
とする傾向がすごく強い人だなと思う。
それは一貫して私が生まれた時から今までずっと。
両親共そうかもしれない。
きっと自分の親のことで若い時に
「いやだなぁ」と思うことがあったりしたからだろうな。
だからそんな親にだけはなるまいと思ったんだと思う。
よく出来た両親だと思う。
私は親にならなかったけど
嫌な思いをしていないから、あそこまでの
強い信念できちんとしようとはできないだろうな。
まぁ、きちんとと言っても誠実でいるというだけで
けっこう雑で頑固でマイペースな人だけど。


さて、自分の「マイ・ラスト・ソング」は
いったい何だろうなと考える。

昔からずっと自分のお葬式では
カーペンターズの「close to you」をかけて欲しい
と思っている。
思ってるだけで誰にも言っていないので
きっとかけてはもらえないだろう。
だからたぶん最後に聞きたい歌はこれなのだ。
この曲はカーペンターズの妹が
大好きな兄を想って作った歌だけど
私はそばにいる家族や友達を想って
この曲を最後に聞きたい。
物とか景色とか自分の気持ちとかじゃなく
きっと家族と友達の存在が
一番私の大事なことなのだ。
その人たちと共有したかけがえのない時間が。
そういう形のないものは、どんな災害や事故があっても
決して私の中から消えることはない。
だから最後はそれを胸に死にたいのだ。
きっと。


安藤みかげ