空色の明日
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2017年03月20日(月) 親友との出会い

人生の中で「親友」と自分の中で思っている人が
3人いる。
もちろん今でも時々ではあるが
連絡を取ったりしている。

一人は小中学生の頃の同級生。
もう一人は高校の頃の同級生。
もう一人は社会人になってからの同期。

3人ともそれぞれの時代にずっと一緒にいて
周りの人も「いつもお前たちは一緒にいるな」といわれ
そして3人とも、私の中でなんとなく同じ雰囲気がある。

きちんとしている。
人が見て「あぁ、この人はきちんとして素敵だな」と
誰もが思う責任感がある。
けれど相手に決して威圧感を与えない優しい雰囲気をまとっている。
とにかく話し方が柔らかく温かい。


そういう人が一番私は一緒にいてほっとするのだろう。
いつもそういう素敵な人がそばにいてくれたから
自分の人生が楽しくやってこれたのだと思う。


昨日その友達のうちの一人と会った。
まだ子供が小学生なのだがいろいろと育児の悩みを抱えていた。

私はその分野には「自分が子供の時の経験値」でしか
聞いてあげられないけれど
子供の人間関係に悩んでいる彼女の話を聞きながら
「あぁ、私はこの人がいたからこういう悩みもなく
あの時期を過ごせたのだなぁ」とふと感じ
「私にとってあなたのような人が
おチビちゃんも出会えるといいねぇ」とふいに口に出た。


実際に私もそのおちびちゃんの年齢の頃は
同じように出会いがなかった。
でも親友たちに出会ってからは、毎日の景色が一変する。
大人になってもそうだけど子供の頃はなおさらだ。

出会いは偶然の重なりで生まれるものだから
何のアドバイスもできないけれど
こうして何十年もたって会っても
同じような空気とスピードと温度で話せる
そんな親友に出会えることって本当に財産なんだと思う。

もうすぐ4月。
新年度、新学期。
新しい出会いがたくさん生まれる月。

新たな生活を始める人たちが巡り合う新しい出会いが
どんな未来につながるのか。
どうか、ひとつひとつの出会いを大切に
新生活を迎えられますようにお祈りします。


安藤みかげ