2003年03月22日(土) |
「怒る」事って疲れる。 |
自分は、その人のことを注意しなきゃいけない立場で。 何度か注意したけれども直らなくて。 ……とうとう、その子を怒らなければならなくなって、怒ったけれど。
ものすご〜〜〜〜く!!疲れた!!!
人に対して怒って、本人に厳しく叱るのは、……私にとってものすご〜く、大仕事です。 …言ってあげて、改善がみられるような人を相手にするならともかく、言っても言っても直らないような相手ならなおさら。 ……通常であれば、そんな奴に私は注意なんかしません。 怒りもしません。 そんな、自分の感情を動かすのすらもったいないですから。 こんな場合、とっとと切り捨てます。 …つまり、「ソイツはそんなもんだ」…とばかりに、見限る訳です。
……ただし、今回はそうもいきませんでした。 なぜなら、立場上、ソイツを指導する立場に私がいたからです。
なので、「やむをえず」怒りました。厳しく叱りました。 ……でもさぁ。 叱ってる内容が、仕事上や人間関係ならともかく。
何で寮生活の過ごし方、なんて、常識的かつ基本的な事を叱らなならんの?! ウチの寮、20歳以上の人しかいないから、もう良い大人だよ?!成人だよ?!給料もらってるりっぱな社会人だよ?! ったく、怒りを通り越して馬鹿馬鹿しくて、情けなくて、頭が痛いです。
……泣きそうな顔されてもさ。 こっちが泣きたいわよまったく!! ただでさえ怒るの嫌いなのに、あまりの情けなさに叱りながら涙が出そうだったわよ!! あんなことが、いちいち口に出さなきゃできない、という事に!! あんなことが、他の寮生が使用するから、と気遣いができないその自分勝手さに!!
……いきなり叱ったわけじゃありません。 4月の入寮から、ずっと、注意してきました。一回や二回どころではなく。 返事は良かったよね。 …なのに全然直らなかった。
寮長じゃなかったら、こんなに親切に注意したり怒ったりしませんよ。 放っておきます。 怒る価値もないもん。 今回は、親切心ではなく、ただの寮長としての義務感のみで無理矢理自分の感情をひっぱり出したので、よけいしんどいです。
……もし、全ての権限が寮長の私にあるのなら、こう言いたいです。
「そんなに気ままな生活がしたいのなら、出て行け」
――と。 寮を出て、一人でアパートなりマンションで住んでくれ。 そうしたら、ウチの寮生の誰にも迷惑がかからないから。
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