petit aqua vita
日頃のつぶやきやら、たまに小ネタやら…

2003年02月04日(火) 今週のヒカ碁

予想通りというか。何というか。
アキラ様絶好調ですー。社も頑張ってますー。
解説役(……)の楊海さんも格好良いんですー♪

………………。

ヒカルだけが絶不調なのよう!(号泣)

そりゃーね、あっこまでガッチガチに固執してりゃ、冷静に今対局している盤面に対処出来ないとは思いますが。
これまで、あまりこだわるものがなかったヒカルにとって、唯一の執着であり、強みでもあるけど、今回はとんでもない弱点となったようです。
控え室でも、ボロクソな言われよう……くすん。
大盤解説席でも、観客に言いたいように言われてましたね。
それに臆したヒカルのお母さんは…良くも悪くも、「普通のお母さん」なのでしょう。彼女にとっては、ヒカルは「幼い息子」だけど、囲碁の世界ではヒカルは「プロ」です。
プロとして勝負する以上、ヒカルが未成年であろうが何であろうが、勝てば賞賛されるし、負ければ叩かれる……そういう世界だと思います。ヒカルのお母さんには、まだ自分の息子がそういう世界にいることを、あまり理解できていなかったのでしょう。「子供の運動会を見るような気持ちで……」というのは、まさに言い得て妙ですね。
そして、息子に対して暴言を吐く人々に文句を言うでもなく、泣き出すでもなく……お母さんは帰っていきました。なんか、すごく象徴的なシーンでした。

そんなこんなでぐるってるヒカルの脳裏に、あの、「託された扇子」のシーンが!!
苦しい盤面、「…佐為なら……」と、裏を返せば「自分には無理」という逃げの思考に陥りかけていましたが、漸く、復活してきたようです!
「この苦しい盤面にしてしまったのも自分。ここから打ち進めていくのも自分」

…だったかな?そんな言葉だったと思うのですが。
これまで、とても大きかった佐為の存在。しかし、今打っているのも、考えているのも、葛藤して悩むのも、未来へ進んでいくのも、ヒカルなんです。
親鳥(佐為)から、無理矢理離れさせられたヒカル。今、ようやく自らの意志での巣立ちでしょうか。
来週がすっごく楽しみです♪

…さて、そろそろイイ頃合いなんで、「様子を見に」…とかなんとかで、緒方さんが出てこないかな?
出てきたらブラボーです♪速攻プロット立てます!!


 < 過去   INDEX  未来 >


平 知嗣 [HOMEPAGE]

My追加