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2003年07月13日(日) 帰りのフェリーで

かなり早めに宿を出ました。
市場でおみやげを買いたかったのと、とある場所に行きたかったのと。

今日は市場は日曜日で、駅前の観光客相手の小さな市場しか開いていません。
それでもおいしそうなものを見つけて、クール宅急便で送りました。
ひとつ、目的を達成。

それから天狗山に行きました。
見慣れたはずの港の景色を、とても懐かしく感じていることに寂しさを感じました。

もう旅が終わるんだな。

そう思うとますますしょんぼり。

フェリーターミナルに行き、しばらく待ってから乗船。
すぐに甲板に出ました。
当然ですが、誰も見送りはいません。
この見送りのない港に、いつまでたっても慣れることはないのでしょう。
やはりこみあげてくる「気持ち」を抑えるために、誰かと話しがしたかったけれど、それもままなりません。
結局は一人で乗り越えなければいけないコトなのです。
しばらくボーっとしたまま、お気に入りの場所に行き、それから寝台に戻って眠りました。

人の悲しみなんて比較するべきものではなく、どんなことであれ当人にとっては「100%」の悲しみなのだと思います。
自分のことでせいいっぱい。
それは私も例外ではなく。

それでも「悲しい」とか「寂しい」とかいう気持ちは、あまり人にぶつけないようにしよう、そう決心した旅になりました。
今までが甘えすぎていたのだ。うん。

のんびり走るフェリーの上で、そんなことを考えながら、気持ち悪いナンパ男を避けつつ飲んだくれた1日でした。

甲板に吹く風が気持ちよかった。


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