玄関を出て、ふと外を眺めると、そこは見事なまでの紅葉でした。なぜ今まで気付かなかったのか。「わあ、きれい」思わず口に出してしまいました。「きれいでしょ」母が、まるで自分のものを自慢するかのようにうしろで言いました。あ、秋なんだ。母の一言に、私の秋が始まりました。この季節をキライにならなくてよかった。だって、こんなにキレイな季節なんだもん。