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紫 |MAIL

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2002年07月26日(金) 通夜

こういう式って、遺族のためにあるものなのかもしれない。
今日はそう思いました。
本当は、立っているのもやっとなはずなのに、参列者に挨拶をしたり、ときには「笑顔」で礼を述べたり。
そんなふうに、「気をしっかりともつ」ための儀式なのかもしれません。

子に先立たれる親の気持ちは、私にはわかりません。
どんな言葉をかければいいのかも、私にはわかりません。
眠っているかのようでもあったけれど、彼の顔は「死」そのものでした。

「あいつのそばにいてやりたいから」と、ずっと棺のそばを離れない人。
後ろのすみのほうで、じっと祭壇を見つめる人。
友人代表として、今回の連絡を一手に引き受けていた人。
遠方からかけつけてきた人たち。
そして、今度、結婚するはずだった「彼女」の家族。

ひとつひとつのシーンが同時に悲しみを演出していきます。

いたたまれなくなって、小樽に住む友人に電話をしました。
農作業で疲れているはずなのに、電話につきあってくれました。
どうもありがとう。

明日は、告別式です。


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