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■ 霧中。
薄暗い森の中を 一人で歩いている
不安なわけじゃない
ただ、何も無いことが嫌なの
霧の中を無我夢中で走って 振り向いても誰も居なくて
このまま歩み続けることに 何の意味があるのだろうと思う
走り抜けて 突き進んで それでもまだ何も無い
見つけた場所を離れて 新しい場所で生きることを決めた
だけどココには何も無いの
君がいて 傍に僕が居て
それが幸せなことだと僕は知ってる
だけど ここで僕がどれだけ頑張っても 君は君自身と比較するから 僕は頑張っていないことになる
僕を認めてくれる人は誰も居ない
あんなにたくさん 描いたのに
誰も褒めてくれないんだ
毎日こんなに描いているのに 誰も許してくれないんだ
それがどれだけつまらなくて それがどれだけ辛いことか
僕は知っている
手に入れた幸せが いつ消えるのかと怯えながら 君に認めて貰える様に ずっと走っている
傷だらけになっても走っていることをやめられない 泣き叫んでもきっと君には届かない
もっと もっと
僕はずっと頑張って来たよ 今までもこれからも
一緒にいられたら 幸せだって知ってるよ だけど 別々に居た方が 僕らは同じ未来を目指せる気がする
2010年12月03日(金)
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