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■ 与えられるモノ。
結局代わりのものなんて いくら集めようとも足りる訳ない 君の上にたくさん圧し掛かる埃を 僕は記憶の中で消していくんだ 遠い過去のように 忘れてしまえ
そうしたらきっと 何もかもが要らなくなる
何故だかその歌が 僕の心に響くんだ 一人ぼっちの生き様を 認めてくれた優しい歌が
ああ 今すぐに止めて欲しい この思いを そうしてくれないと 果てしなく遠いトコロへ 旅立ちたくてたまらないから
世界にはた易く手に入らない 輝くものがたくさんあって この手で守れるものにも限りがある 自分が生きていくことだけでも 必死だと言うのに 僕はたからものを守りたい 君を守りたい
いつでも君が僕に与えてくれるように 愛に似たその感情を 伝えられる日は永遠に来ないけれど
でも君が居る限り 僕は優しいこの世界に 鎖に繋がれて 引き摺りながら歩き続ける
笑う顔をあんまりみないでよ 泣きそうなのもバレてしまいそうになるだろ
優しく優しく 色々な人が モノが 包み込むこの世界が とてつもなくいとおしく とても切ない
決して触れることが 出来ないから
いつまでも満たされない この器が 酷く汚くて 壊したくなるけれど それでも 注がれる優しさに僕は ただ悲しみを湛えている
それでも 君から与えられるものが
酷く嬉しくて 泣きたくなるんだ
2001年08月07日(火)
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