椰子の実日記【JOYWOW】
2008年07月22日(火)
めがねのもつ、ポジティブな退屈力

かなり前に友人から借りて、そのまんま 観る時間が取れなかった作品「めがね」。 「かもめ食堂」と同じチームの作品だ。
先日、ようやく観ることができたのだが、 現在ちょうど凝って研究中の「退屈力」を 映像化するとこうなる、という秀逸な作品だった。
とにかく都内や横浜でもそうだが、人がぎすぎす している。やさしくない。
海のそばの葉山でさえ、車同士、ガンを飛ばし合ったり している。
「めがね」の存在意義は、そんな「都市生活者」が 感嘆符や擬音を捨て去ってみたらどんなに幸せかを 教えてくれるところ。
さあ、あと何回観ることになるか。 友人には、もうちょっと、返却を待ってもらおう。
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