椰子の実日記【JOYWOW】
2007年04月05日(木)
コーナースイートと向き合い老人
出張先ホテル。なぜか「今日だけ特別」と、 コーナースイートに通された。 改装したばかりとのことで、なんだかすごく かっこいい部屋である。 調度品も品がいい。センスいい。 何かバチが当たるのではないかと畏れながら、 仕事している。
こういう、「信じられないくらいいい部屋」に 通されると、きっと何かあるに違いない。 夜になると顔中なめまくるオバケとか、出てきたら どう反撃してやろうと楽しみである。
さて、行きの新幹線。例によってグリーン車は マン・ウォッチングに最適な場だ。 通路を隔てたところにうろうろするサラリーマン 3人。役員と部長2人、とでもいう格好か。 わざわざ椅子をひっくり返す。向き合う。 で、話を弾ませるのかというと一人は居眠り、 一人は文庫本、一人はぼんやり。 要するに、あまり仲良くないのだ。 で、「せめて席だけでも」向き合うことで 安心するのだろう。 それにしても、もう老人と呼んでいい年齢の おっさん三人が、わざわざ座席を狭くしてまで 向き合うのは一体どういう希望を持っているの だろう。ご苦労さんでした。
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