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椰子の実日記【JOYWOW】
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2007年02月13日(火)


ラビットと国語とエマーソンとゲーテと万葉

関根麻里さんは関根勤さんのお嬢さんで、英語堪能、
留学先のエマーソン大学は4年課程を3年の飛び級卒業
だが首席だった由(Wikipediaによる)。

とても好感のもてる、いいお嬢さんだなあ、と思って
いたのだが、今朝の「はなまるカフェ」でのお父さん
の話を聞いて、納得した。お父さんが麻里さんの
出演番組でチェックし、ダメ出しをするポイントは
「言葉づかい」だという。

関根勤さんは、ぼくもかねがね指摘している「なります」
が間違っていると熱く語っておられる。ほかにもいろいろ
お嬢さんに指摘すると、現場のテレビ局ディレクターから
の指示や、台本にある言葉づかいだったりする由。
それでも間違っているものはダメだ、と折れないそうだ。
素晴らしい。

携帯、ネットをはじめ、これだけコミュニケーションツールが
揃っていながら、現代ほどコミュニケーション不毛の時代も
またとないこと、前例がないと思うのだが、その原因は
国語教育の貧困にあると思う。企業の新人教育には
是非、「国語」を入れるべきだ。

ゲーテは北斎と同時代の人だが、ゲーテ時代のドイツは
まだドイツ語が整備されていなかった由。
これはおそらくヨーロッパ大陸の歴史が戦争の歴史だった
ことも一因だろう。既に国語が完璧に洗練され、はるか
万葉の時代からの美しい文学の歴史を持つ日本。

国語をもっと勉強しましょう。

話は戻るが、以前よりファンだった関根勤さん親娘、一層
ファンになりました。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW