椰子の実日記【JOYWOW】
2006年01月16日(月)
independent
JOY LEADERSHIPセミナーのマニフェスト内に 「自律・自立」がある。independentな働きかた、 ひいては生き方、を考えることを目的にしているが、 本当に難しいと思う。なぜなら、働くということは、 世界とのコンテキストを結ぶということであり、 それは畢竟、どこかのだれか(クライアントであり、 仲間であり)との関係性の中でコンテキストを 作る、ということなのだから。
田んぼの真ん中に立つ案山子(かかし)のような わけにはいかない。いま、こう書きながら連想 したのは『ハウルの動く城』に出てくる案山子だ。 ぼくが書いているテーマとの関連性を即座に言語化 することはできないが、彼にしたところで、ただ 突っ立っていればいいというものではないから ピョンピョン飛んでストーリーの中に入り込んで きたのだろう。
そう、人は何らかのストーリーの中に入らなければ 働けないし、さらには生きてはいけない。
でも、
特許屋こと西川さん(→クリック!)
が楽天のブログの中で言っているように、 「だれかの用意してくれた場所で活動する危険性」 とも隣り合わせなのだ。たとえばSNSの場、 たとえばブログの場。いつ自分以外の都合で廃止に なるやもしれないのである。
そして、その、「自分以外の都合」が見えづらく、 予測しづらく、複雑な顔をしているのが、 現代の一つの貌なのだ。 だからこそ、余計に、「independent」を志向し、 正面から向き合わなければならないのだろうね。
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