椰子の実日記【JOYWOW】
2003年11月20日(木)
VRで紫禁城を探検する
凸版印刷 I氏の粋なはからいにより、印刷博物館内 VRシアター http://www.printing-museum.org/jp/information/floorplan/vr/index.html にて、同社が中国故宮博物院と共同で進めているデジタルアーカイブ・ プロジェクトの一端を見ることができた。 紫禁城太和殿を自在に、なめるように観る。 VRの面白さは、リアルならまず行くことができない場所 まで手に取るように観ることができる点だ。 天井とか、屋根の上の飾り物など、実際に紫禁城に行った ところで、クレーンにでも乗らない限り、無理だ。 VRの出来の素晴らしさには、感動した。cliche、ありきたりな 言葉だが、まるでほんものである。しかも、太陽の日差しも、 時刻によって変わるという。これによって、リアルでは閉館して しまってまず観ることのできない夜の紫禁城を散歩することも 可能なのだ。 また、VRは画像だけを提供するわけで、映画ではない。 だから、画像に合わせて物語るストーリテラーによって、スクリーン の絵がいかようにも姿を変えるという。まさに弁士の復活である。 人間とVRとの合体が、新しい知を生んでくれる、そんな予感がした。
*ちなみに故宮博物院のVRはまだ一般公開されていません。
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