椰子の実日記【JOYWOW】
2003年07月29日(火)
鬼よ、吠えよ
講演で、新小岩という初めての土地に行った。 江戸川区だ。町の空気が庶民的で、親しみを 感じた。いい町だった。 車中、お馴染み「鬼のおじちゃん」染谷和巳氏 の書き下ろし新刊『鬼のこれだけはするな』(幻冬舎) を読みひたる。鬼シリーズは大好きであって、組織論 における日本語の重要性を教えてくれたのも氏である。 昔は街角で子供を叱ってくれるおじちゃんが必ずいた。 染谷氏はそんな感じで、とても貴重な存在だ。 同書に出てくる事例。昔の国鉄労組にはいかにして手 を抜くか、というマニュアルがあった。ツルハシを このように振れば回数少なく、労力使わず楽ができる。 労働は悪であり、与えられた時間にいかに手を抜くか。 書いていて寒くなった。昨今のビジネス書のベストセラー の主題である。 「ビジネス書」とは名ばかりの、実は手抜きマニュアル なのである。 日本経済が左前なのも、支えるべきビジネスパースンが まともな本を読まないからだ。 では、どんな本がいいのか。染谷おじちゃんの「鬼」 シリーズである。特に最新刊は、氏の最高傑作ではないか。 お勧めです。
|