椰子の実日記【JOYWOW】
2003年01月21日(火)
ティファニーでお散歩を
昨日仕事で名古屋セントラルタワーズに行きました。 http://www.towers.co.jp/ 名古屋の人はみんな笑みを浮かべていて、 やさしい印象があります。
時間が少しあったので、高級ブランド店が並ぶフロアを 観察しました。『ティファニー』を覗くと、女子高生 が群れています。こういうことは、ニューヨークでは あり得ない姿です。彼女たちが一体何を話している のかと盗み聞きをすると(笑)、要するに、お年玉 があるので、その使い途として、ティファニーを 検討しているようでした。
これにはいろんな解釈ができます。
・拝金主義に毒されている ・もっと「大人」としてのテイストを身につけて Ladyの風格をつけた上でティファニーの敷居を またぎなさい
などなど。
私も昨日は拝金主義の切り口で考えていたのですが、 今日は新しい見方を見つけました。
・若いうちから本物を見るのは、いいことである
というものです。
安物ではない、風格のある店の空気や接客態度、 そして商品。これらに若い感性のあるうちから 触れている、触れることができる、という ことはチャンスなわけで、できるならどんどん やれ、という考え方です。
彼女たちが30代になった時、「ティファニー? 飽きちゃったから」と、さりげなく価格は安い かもしれないけれど、自分のセンスに合った アクセサリーをかっこよく身につけることができて いたら・・・それを可能にするのが、現代日本 なのでしょう。希望をもちました。
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