虹色過多想い |
2005年08月27日(土) それら全てを宝物と呼んだ |
恋人とおつきあいを始めてから1年が経った。 去年の今日、始まったふたり。 一日中一緒に過ごそうと、洞爺湖温泉の旅館を3週間前から予約して、ずっとずっと楽しみにしてた。 サークルの飲み会の帰りに恋人が迎えに来てくれて、そのままお泊りしたことはあったけど、24時間以上一緒にいられるなんて初めてだもん。 10時半にコンビニで待ち合わせ。 いつも15分〜30分ほど遅刻してくるのが当たり前な恋人が時間通りに着くって言うから焦ったー。 10時10分頃になってもまだまだ余裕だろうと思ってのろのろ準備してたたあたしは、結局マニキュアを塗れないままコンビニに向かった。 札幌を出る前にゲームセンターに寄って、ふたりで初めてのプリクラを撮った。 ドキドキしたぁ。 あたしは元々ゲームセンターがあまり好きじゃないし、何より恋人とプリクラを撮るって行為が恥ずかしくって、今まで実行できなかった。 恋人もプリクラ好きってキャラじゃないからいいんだけどさ。 やっぱ1枚くらい欲しいじゃん? ケータイとかに貼りたいじゃん? 早速ケータイの裏に1枚、電池パックの蓋の裏側に1枚貼ったー。 ケータイの電池パックに彼氏とのプリクラを貼ってたことは今までもあったけど、ケータイの裏に堂々と貼るのは初めて。 今の恋人のことものすごーく愛しているし、ずっとつきあっていきたいんだもん。 だからいつだってこのプリクラ眺めていたいし、誰に見られたっていい。 ちなみに1番のお気に入りは後ろから抱きしめられて髪の毛にちゅってされてるやつ。 こーゆうのが撮りたかったんだー。 でもあたし恋人にこーゆうポーズしてって言ってないんだよ? どうしてあたしがこうしたいってわかったの?テレパシー!? 中山峠の道の駅であげいも食べて、かぼちゃもちも食べて、虻田町にあるお目当てのファームレストラン『レークヒルファーム』へ到着。 ジェラートがものすごく有名なのでそれ目的。 あたしはクッキー&クリームと抹茶、恋人は夕張メロンとWクリームを食べました。 ものすごく暑くって、お外で食べたらアイスが溶けてすごいことになった。 手をベタベタにしながら黙々と食べた。 ヤギのアリスちゃんを触ったり、ウサギ小屋を覗いたりした。 ウサギさんがものすごーくかわいかった。 白いのも黒いのも茶色いのもかわいかったよ。 3時にチェックインでって予約してたんだけど、2時半頃に洞爺湖畔亭に到着。 見るからに旅館って感じ。 簡素だけどすごくいいお宿だった。 あたしは1時間くらいお部屋で休んで、浴衣に着替えて9階にある大浴場へ。 恋人は温泉はあまり好きじゃないから食後に1回入れば十分って言って、お部屋でお勉強してました。 温泉がすごくよかったの。 内湯が2つ、露天風呂が3つ、水風呂1つ、あとは小さなサウナっていうこじんまりしたものなんだけど、ぬるめの温泉で、何より湯船から見える景色がいい! 9階だから温泉に入りながら洞爺湖を見渡せて、向こうに見える山も雲も太陽もすべてが素晴らしかった。 檜の露天風呂で、檜のお風呂が大好きなあたしは本当に嬉しかった。 湯船に浸かりながら、こんなに幸せでいいんだろうかと思ったよ。 晩ご飯はお部屋食にしたので、恋人とふたりっきりでゆっくり食べれた。 24時間テレビを見ながらおいしくいただきました。 8時45分からは洞爺湖ロングラン花火大会。 湖側なんだからお部屋から見えるだろうと、ベッドの前にあったイスを2つ、せっせと窓辺に移動。 お酒とおつまみ片手に、さて花火〜♪ ドーンって音は聞こえるけど、み、見えない・・・。 湖の上の船から打ち上げて、その船が移動するみたいで、最初の方はあたしたちの部屋からは全然見えないみたい。 で、急いでエレベーターに乗ってロビーへ。 ロビーからお庭に出たら花火の真ん前。 豊平川の花火大会より花火の数は全然少ないし、連続して打ち上げられないことも多かったけど(船が移動するためかな)、それでもすごく綺麗で、みんな歓声を上げてたし、恋人も見入ってた。 お部屋に戻って、ベッドはあるけど、ふたつのベッドは離れてるからーって、畳の上にお布団をふたつくっつけて敷いた。 そしてあたしは初めて恋人の酔ってるとこを見たよ。 いつも居酒屋さんで一緒に飲んでも絶対酔わないのに、今日はいつもと同じくらいの量なのに顔赤くしてふにゃふにゃ言ってた。 そんなんで温泉に入りたがらない恋人をなんとか起こして、ふたりで大浴場へ。 夜の露天風呂は札幌よりずっと多くの星が見えて、感動だった。 空一面お星様だった。 恋人は夜更かしするって言ってたのに、12時ちょっと過ぎにはぐぅぐぅ寝てた。 だからあたしもテレビと扇風機消して就寝。 一緒のお布団では寝なかった。 だってものすごく暑かったんだもん。 緊張してか1時間置きに目が覚めて、その度に恋人も目を開けて、同じ時間に起きるんだねって寝ぼけながら笑って、ちゅってしてまた眠りに就くのをくり返した。 ケータイのアラームを朝7時に設定して、朝ごはんの前に温泉にもう1回入るつもりだったんだけど、アラームが鳴っても全然起きる気のないふたり。 8時に設定し直して、またぐぅぐぅ。 8時に起きて(体は起こさないで)、朝ごはんどうするー?って相談して、食欲をとるか、睡眠欲をとるかだよねぇって話した。 結局寝ぼけ頭のふたりは睡眠欲をとった。 ずっと別々に寝てたけど、朝方恋人があたしのお布団に入ってきたので、腕枕してもらいながらまた寝ちゃった。 ここでアラームを9時10分に設定し直したつもりが、最後の決定ボタンを押し忘れたみたいで、設定できてなかった。 そんなんでまた起きて「今、何時ー?」って恋人の腕の中でケータイを覗いたら9時57分。 ここ最近で1番焦りました。 だってチェックアウトは10時なんだよ? 普段寝坊なんてしないから、本当にびっくりした。 恋人を起こして、「何分で用意できる?」って訊いて、フロントに電話。 「チェックアウト、あと15分ぐらい遅くてもいいですか?」って言ったら快く「いいですよ」って言ってくれた。 慌てて用意してると、お部屋のお掃除ももう入るみたいで、お部屋係の人がコンコンってノックしてきて、「す、すいません。あともう少しで出るんでー」ってここでも謝り。 「ごゆっくりどうぞ」って言われて、結局10時半ごろ、メイクもしないままでお部屋を出た。 追加料金もかからずチェックアウトできてよかったけど、まったくまったりできない朝だったー。 旅館を出て、洞爺湖の1番近くにある足湯に入って、湖を眺めてからブランチを食べに行った。 洞爺ウィンザーホテル系列のイタリアンのお店らしくって、さすがに高かったよ。 石釜焼きピザおいしかったけど。 洞爺を出て、京極町のふきだし公園に寄ってから帰ってきました。 湧き水を飲んで、展望台まで急な階段を上って、名水で作ったかき氷を食べて。 ちょこっとだけ泣いたりしたし、うまく気持ちが伝わらない時もあった。 それでも恋人の傍を離れる気にはまったくなれなくって、大好きで大好きで、これから先もずっとずっと一緒にいたいって思う。 とてつもなく幸せな二日間だったし、あたしはこんな旅行を恋人以外の人とはしたいと思えない。 一年間いろんなことがあって、繋いだ手が離れ離れになりそうな時だってあった。 きっとこれから先はもっともっといろんなことがあるよ。 今まで一緒に過ごしてきた何倍もの時間を重ねてゆくつもりなんだもの。 どんなことが起こっても、愛する気持ちとやさしさを忘れないように。 ふたりで幸せになることをあきらめないあたしでいたい。 |
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