http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/id/index.htmlにて。 9月25日に、坂本真綾嬢はレコーディングのため、ロンドンに滞在していた模様。「イタリア人シンガーのイラリア」とあるのは、攻殻機動隊・Stand Alone Complexで、「Velveteen」という魂がふるえるような歌を歌っていた方でしょう。
同日の私、ですが、9月25日木曜日にはストックホルムにおりました。 Junibacken(ユニバッケン)という、物語の屋内テーマパーク、です。 以前来たときにはなかったので、最近出来たばかりなのでしょう。 場所は、Djurga°den(ユールゴーデン)島にある、北方民族博物館(NordiskaMuseet)のすぐ裏手。 ど平日だというのに、結構沢山の親子連れがやってきていました。 入場料は大人90krなり。
まず、衣類などを預けておくロッカーがイカスっ! 扉全部が本の背表紙のようにあつらえられていて、私たちが使ったロッカーの背表紙には「MOMO」とありました。ミヒャエル・エンデの「モモ」です。 これは大変わかりやすいですねー。好きな本の背表紙を探して、ロッカーを見て回るのも愉しいかも。
中にはいると、スウェーデンが生んだ数々の絵本・児童文学の作者の作品に出てくる一部を等身大に再現してある部屋があります。 私の天使たちのお気に入りは、「ペットソン」という、おじさんと猫のフィンドスが出てくるお話。(アニメ化されて、かなり広く知られた作品。いったい何回車の中でCDドラマを聞かされたことか!(笑)) ペッテソンの部屋が再現されていて、いまペッテソンは留守、といった暖かみのある物の配置。 そのほかにも、私が愛して止まないヨーン・バウアーの神秘的な絵を使った紙製の3Dや、エルサ・ベスコフの描いた森、お菓子を売ってる屋台(中身は作り物のお菓子だらけ)を再現した物があって、わくわくです。
そして白眉となっているのは、ジオラマで再現されたアストリッド・リンドグレーンの物語を、ゴンドラに乗って旅するところ、でしょうか。 切符を手渡し、ゴンドラに乗り込むと、手すりを下ろしてくれます。 そしてゆっくりと、リンドグレーンの物語が再現されたシーンのジオラマや、部屋の中を通っていくのです。 ゴンドラは、時に上がり、時に下り、世界を俯瞰し、また真中を通り抜けて進みます。「おもしろ荘のリサベット」、「いたずらエーミール」、「屋根の上のカールソン」、「山賊の娘ローニャ」、最後が「はるかな国の兄弟」でした。 飛行機の中で読んでおいて良かったーーー!と心の中で万歳三唱。
旅の終わりに、「長くつしたのピッピ」のごたごた荘に到着! ここでゴンドラを下り、実物大のピッピの家に、歓声を上げる子供たち。 家の前には、木製彫刻のリラ・グッベン(黒い水玉の散った白馬)が。おさるのヘル・ニルソンは2階の出窓の上にいました。 子供たちのために、絵本と同じ貸し衣装の箱がおいてあって、ピッピのにんじん色の髪のカツラを着けたり、服を着たりできます。 大喜びで着替えた二人をぱちり。
するとちょっと歳のくった、「本物」のピッピがやってきて、子供たちの中に入っていきます。眼をまん丸にして、いろんなことを話しかける子供たち。 床に幅1mほどのロール紙を無造作に置き、クレヨンをぽいぽいおいて子供たちと絵を描き始める本物のピッピ。
と、そこへカールソンがやってきて子供たちはまたまた大歓声。 子供たちにとって、ピッピもカールソンも、まさしく本の中から出てきた登場人物なのだった。
それにしても、リンドグレーンの作品はこんな小さな子から、読んで育った大人まで魅了して止まない。 ユニバッケンは、これからも数多くのリピーターを生むだろう。
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