可愛いさに負けました |
Mっつー1つ下の後輩がおる。 こやつとは縁があるのかないのか高校も大学もおんなじ。 そのうえ下宿先のマンションまで一緒ときた。 それはべつにいっこうにお構いなしなんやけど。 こやつの入学が決まってから、そりゃあもう会うたびに 「先輩!!年上の女の人紹介してくださいよー」なぁんて言われ続けとった。 「年上の女の人ねー はいはい。わかったわかった」とは言いながらも ここだけの話、正直ちょっとめんどくさかったのもあってずっと放任。 Mはいい子やし、何もうちがせかせか動かなくても、 大学行ってりゃそのうち彼女できるやろーなんてね。 そんなMがしびれを切らしたのか、後期はじまってからというもの、 もっぱら紹介してくださいよメールが。 ってことでこの秋、ノリ気のなっちゃんを紹介しました* いやしかし、Mの行動の早さにはおどろいた。 ちゃっかり映画に誘ってたなんて。それもリングだなんて。 見る映画えらべよ、後輩。 で。Mから報告メールがきました。
「映画行ってきましたよ。」 「おーどやった?どんな子かつかめた?」 「はい!共通点がいっぱいありました」 「ひとりっこってこと?」 「まだまだ!夜型で、暑いのも寒いのもダメ、胃下垂、 食事のとき絶対休憩が入る、親に早くしなさいとよく言われるなどなど」 「なんやそんなことかい」 「また来週あたり遊びに誘ってそんときに告ろーと思うんすけど、いけますかね?」 「そんなんわからへんわ。それにしても、もう告るとはアクティブかつアグレッシブやな!」 「だってなっちゃん可愛いんだも〜ん。早く彼女にした〜い!」 「なんや、ビビビときたんか?」 「もう!ビビビどころじゃないっす!」 「おお。感電死寸前!くらい?」 「もう感電死しちゃいました!」 後輩よ、可愛すぎるじゃないか。
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2002年11月14日(木)
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