思考回路2011
もくじむかしあした


2001年11月05日(月) 運転よりも人を見るの巻

今日の先生は河村隆一の線を中くらいにしたような
人だった。たぶん男前だと思う。
昭和50生まれと言われたときは正直びびる。
まぁ、働いてる年っつったらそんな年になるか。
そんな兄ちゃんは微妙に関西弁が混じって、
おっとりしたしゃべりに、まったく合っていない。
とりあえず、その笑いをこらえるのに一苦労。
そういえば関西弁をあやつる先生がもう1人いた
なーと思い、どうゆう流れでここに流れ着いたんだ
ろうなと余計な事を考える。
実際はそんな事を考えている余裕などはなくて
今日も、クランクとS字に挑戦。
何度目になるんだかなぁ。
でも、今日は脱輪しなかったし、ポールにだって
かすらなかった、エンストも一回も
起こさなかったし、ちゃんと回れたし、
一応、先生の言っていることも理解できたと思う
にもかかわらず、ハンコはもらえなかった。
どないやねん。
どこを直したらいいんでしょうかねぇと聞くと
出るときの右左折の合図を早く出すことと
出るときのハンドルの切り返しをしっかりする
曲がってるときのタイヤの位置関係を把握する
だってさ。
それにしても、兄ちゃんは人が真面目に運転して
いるのを、端から見て楽しんでる。
めちゃくちゃ不安そうな顔で見ると、とりわけ
喜んでいて、かなりムカついた。
いっぺんウチの店にバイトに来てもらって、
逆にビシビシ教えてやりたいところだ。
なんだかんだ言ったけど、今まで教えてもらった
先生の中では、一番良かった。
イヤミを言わない。触ってこない。分かりやすく教える。
何より、運転していてプレッシャーを与えない。
緊張感を与えないっていうのは結構大事なこと
なんだなと思った。



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