思考回路2011
もくじ|むかし|あした
同じ時期にバイトに入った高1の子が辞める。 気がつくと彼女はなぜか避けられて影口を叩かれているのを 何度か耳にした。 彼女が無視されているのを、たまに一緒の入店の時目撃していた。 嫌われていると知っていて、なんとか話しに混ざろうと 努力している姿を見ていた。 「仕事の出来が悪い」というのがいじめてる子たちの言い分。 前にも書いたけど、このバイトはコミュニケーションが とても重要だ。人間関係がダイレクトに仕事の効率に影響してくる。 他の子がトチッても「気にすんな」ですむが、 彼女がトチルと「ふざけんな」に変わる。 他の子が分からないことを聞いても日常会話として処理されるが、 彼女だと「そんなこといちいち聞くなよ」になる。 辞めると知ったとき、ワタシは暗い気持ちになった。 あの子たちは、自分のしたことを分かっているのだろうか?。 なぜ彼女が辞めざる終えなくなったのか、考えないのだろうか。 自覚しないこの子たちを軽蔑するが、自分も同じなのでは ないかと思った。 悪口を公然と言わないだけで、曖昧な態度でいた。 もっと、なにか出来たのかもしれない。
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