| 2007年09月01日(土) |
10000メートルとミートソース |
九月になっちゃった。
世界陸上は、活躍する選手の出身国がオリンピックとかなり違ってて面白いですね。 今回はいろんな国のひとの顔をじっくりと見ました。 わたくしは陸上で一番面白いと思うのは、10000メートルなのです。 10000メートルって10キロだよ。 20分近くは大勢でトラックをぐるぐる回っているだけなのですが、 その間 位置取りをしたり、 タイムを上げたり下げたりして後続をゆさぶっているらしいけれども、 テレビではアップの画像がおおくて、またスピード感がわからないので、よくわかりません。 解説のひとがそう言っている。 このぐるぐる回りのあいだは、選手の顔や足の筋肉をながめて楽しみます。 そして9000メートル って9キロだよ、を超えたあたりから突然違う競技になったかのように、 スパートが始まるんだよね。 メダル圏内か、ギリギリ入賞圏内か、という選手の イチかバチかのロングスパートも大好きだ。 まだあと1キロ以上あるのに、自分の残りの足で勝負をかけるところに、 競馬の逃げ馬をみるようなドキドキを感じます。 でも、必ず一枚上手どころか、ぜんぜんレベルの違う選手がいるんだよね。 ラスト一周 ってすでに9600メートル走っているのに、 これは400メートル走か、ってくらいの速さを残しているひとが。 実況のひとはよく、 『ここでもう一段ギアが変わった! (とか) ギアが入った!』 という言い方をしますが、まさにそうなんですよ。 9000メートルすぎて、みんなギアを2速にあげ 最後TOPギアってかんじなんだけど、 段違いの選手は、その上にもう1速あったというか、むしろいきなりターボなかんじで、 最初から性能も排気量も違っていたように感じるのです。 でも機械じゃなくて人間だから、その他に比べて圧倒的な強さ速さにびっくりするのです。 すげー と単純に嬉しくなるのね。 たいていエチオピアのひとなんだけど。 なぜエチオピアのひとは5000〜10000メートルであんなに強いのでしょうか。 高地だから? ケニアのひともかなり強いけれど、こちらも山岳で練習しているから? とにかくエチオピアなんですよ。
このゾクゾクするラストのギアチェンジまではとにかくぐるぐる回っているのを見ているわけですが、 今回はアフリカのひとの顔をじっくり見ました。 エチオピアのひととケニアのひとは、骨格からして顔が全然違う。 エチオピアのひとの顔立ちは 男女ともに長めの頭をしていて、眉上の骨が張り出していて、 瞳が哀しげにみえる、みなアベベのような顔をしています。 ケニアのひとは、だいたい男女ともに小さな丸顔で顎がはっていなくて、目も丸くて小さめです。 ケニアといえば、背が高く手足の長いマサイのひとをイメージしがちだけれど、スポーツ選手にはそういう人はいません。 ケニアとナイジェリアのひともまた全然顔立ちが違う。 ナイジェリアのひとはもっと顎がしっかりしています。 モロッコのひとだともっと違って、アラブに近いかんじのいひとと、ベルベルな眉毛の濃いひとたちがいます。 ジンバブエ はもうないんだった。 南アフリカのひとは、アメリカのひとの顔立ちに似ているような気がします。 いろいろな出身の血が混じった顔です。
陸上は競技の間のまっている時間が長いので、ほかにもいろんな国の顔をみて、 違うな〜 みると分かるなあ〜 と思っていました。 中長距離が好きなので、今回はアフリカのひとの顔をいっぱい見たけど、 ヨーロッパでも、 ドイツとフランスは隣同士でもぜんぜん顔が違う。 ゲルマンとラテンというけど、先祖がちがうことがはっきりわかるくらい違う。 ドイツとイギリスも違う。アングロサクソンとはこういう顔か、と思うくらいイギリス人の顔って特徴がある。 スペインとポルトガルのひとも顔が違う。 ポルトガルのひとたちがみな持っている、寂しげな風情がスペインのひとには全然ない。 ロシアのひとも、ロシア顔ってある。
中南米は、たくさん血がまじっているので違いがわかりにくかった。 バハマとジャマイカとか、トリニダードトバゴ とかゼッケンつけてないと難しいね。 でももっとたくさん顔をみたらわかるようになるかもしれません。 あ、たくさん血が混じっていても ブラジルのひとは分かります。 日本と中国も顔だけだと難しいな。 髪型やしぐさ、なにより表情の作りかたが全然違うので違うことはすぐわかるけれど、 単に顔だけでは。
ああミートソースについて書く時間が・・・ 次回。 でもどうでもいい話。
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