、という児童書があったのです。 小学校の図書館で読みました。 とてもとても好きな題名です。
内容は忘れました。 ヒロシマか、ナガサキか、どちらかだったと思います。
わたしが小さかった頃、戦争にいった大人たちはまだ沢山生きていました。 身近には東京大空襲を生き残ったひとも沢山いました。
自分の国でないところに行って、殺し合いをしたひとも、命令ひとつで非戦闘員を殺したひとも、 なんの武器も持たず、空から皆殺しにされかったひとも、 みなそのことは黙っていたけれど、 とてもよく覚えている 決して忘れることができない人たちが沢山いました。
八月がくるたびに、 テレビに出てくる人たち以外は、いつものように黙っていたけれど、 どうしても心が その八月にひきもどされてしまう そして何かに手を合わせて祈らずにはいられない そんな人たちが沢山いて、 人がいなくなった静かな東京の旧盆には、 わずかにそんな空気がしました。
NHKでは、今年も八月の特集をしていますね。 いまはもう感じることのない、 あの八月の空気を思い出しました。
|