痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2007年08月13日(月)  八月がくるたびに

、という児童書があったのです。
小学校の図書館で読みました。
とてもとても好きな題名です。

内容は忘れました。
ヒロシマか、ナガサキか、どちらかだったと思います。

わたしが小さかった頃、戦争にいった大人たちはまだ沢山生きていました。
身近には東京大空襲を生き残ったひとも沢山いました。

自分の国でないところに行って、殺し合いをしたひとも、命令ひとつで非戦闘員を殺したひとも、
なんの武器も持たず、空から皆殺しにされかったひとも、
みなそのことは黙っていたけれど、
とてもよく覚えている 決して忘れることができない人たちが沢山いました。

八月がくるたびに、
テレビに出てくる人たち以外は、いつものように黙っていたけれど、
どうしても心が その八月にひきもどされてしまう 
そして何かに手を合わせて祈らずにはいられない 
そんな人たちが沢山いて、
人がいなくなった静かな東京の旧盆には、
わずかにそんな空気がしました。

NHKでは、今年も八月の特集をしていますね。
いまはもう感じることのない、
あの八月の空気を思い出しました。





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