痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2007年07月07日(土)  七夕

うんと小さい頃のことは忘れましたが、
私は ここ三十年ほどの七夕の飾りが嫌いです。

仙台とか平塚のあのデカイのも嫌いですが、
小学校や小さい子のいるご家庭でつくる笹かざりも嫌いです。

デカイのはなんとなく分かっていただけるんじゃないかと思いたいのですが、
だって趣味が悪いじゃない。
それから、七夕は星のお祭りなのに、夜にあわないじゃない。
だいいち重そうではないですか。
風に揺れる風情がないではないですか。
かといって、とことん俗なエネルギーもない ように思いただ嫌いなのです。

ところで、笹かざりの方はちょっと複雑です。
もともと大好きなのです。
笹に 紙だけでつくられた色んな飾りをさげて、短冊もさげて、
みな軽くて それこそサラサラと風に揺れるではないですか。
でも、もうずっと実際にみると嫌いなのは、
すべては今の、
折り紙 色紙 
のせいだと思うのです。

表は 鮮やかな鮮やかな発色の、赤やブルーやピンクや水色。
だけれども裏は 実に白い。
笹にくくられた 飾りや短冊は表だけをみせているわけではありません。
あのチャラチャラした さんりおちっくな派手な色と、真っ白な裏がなんの工夫もなく、
ぶら下げられるがままに、ダランとしていると 実にしらけるのです。
枯れかかった笹の色が実にみじめに貧乏たらしく思えるのです。


はっきりとした記憶ではないのですが、昔のインクだか染料で色づけられた色紙は、
表の色がもっと裏写りしていたように思うのです。
今の折り紙は、表だけにコーティングされているかのようですが、
昔の色紙は、インクが染みて裏にも微妙に表の色があらわれていて、
濃いのや薄いのが自然に混ざっていたように思うのです。


あ、ものすごく小さいころの色紙は 染料が水にとけました。
色んな色の折り紙を牛乳瓶の水につけて、
色んな色水をつくって、
色水屋さんごっこ(ジュース屋さんごっこ?)をしたような記憶があります。
あれも、あの頃のたぶん実に実に体に悪い科学染料だったのだとは思います。
たんなるノスタルジーかもしれません。
でも、今の折り紙でつくった笹飾りや短冊が嫌いなことに変わりはありません。
なんか ガンコババアでゴメンってかんじ。


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