痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2007年06月09日(土)  なぜこんなめに

遅いランチを楽しもうと、レストランに入ったところ そこはお茶の間でした。

友達のうちに遊びに行って夕食をよばれ、ご家族一緒の食事中に、
そのうちのお父さんとお母さんがものすごい喧嘩をはじめたらどうでしょう。

友人に婚約者を紹介する と言われ
待ち合わせた喫茶店で その二人がみるみる冷たい雰囲気になり、
お互いが直接ことばを交わすことなく、
二人ともが自分にばかり話しかけるようになってしまったらどうしますか。

私はどちらも経験がありますが、
一言でいえば、
超居心地が悪い。
気まずいなんてもんじゃない。
今すぐここから逃げだしたい。

若かりし頃、家を追い出されて、やっと転がり込んだその日の寝床である先輩の部屋で、
その恋人と怒鳴りあいをはじめた時は、いたたまれず逃げ出したっけ。
でもどこにも行くところがなく、そのアパートの周りをグルグル歩き回っていたら、
彼女が迎えにきてくれたっけ。
あのときは本当に涙がでました。


でもこれらは、それまでの自分の人間関係の中で巻きこまれたことですから、
しかたがないともいえます。

でも今日はレストランだったんだよ。
ゆっくりご飯を食べて、コーヒーでも飲んで 雑誌をみながら一服しようと思って入ったのに。
私のすぐ後から、ドヤドヤと三世代家族が入ってきたの。
小さい子もいたから、あらーこれは少しうるさくなるかな、とは思ったけど、
うるさかったのは、大人の方でした。
入ってくるなり、祖父が、生ビール生ビール生ビール と何回連呼しているのか、
どうもちょっとアル中気味と見えました。
その後、息子と口げんか。
料理を待つ間に、小さい子供たちが騒がないように、今日買ったおもちゃを息子の方が子供にあたえると、
「甘いんよ おめーはよー そんなんじゃろくなにんげんにならないってんだよー おれなんかなあー」
と父が完全に酔っ払い口調でぐちぐちいいだしたのです。
いやだなー と思ってたら 息子の方がなんと
「うるせーんだよ。俺はてめーにおもちゃ買ってもらったことなんか一度もねーよ。黙ってろ。」
と怒鳴ったの。

うわー。
なんだか、そのうちのここ数十年の食卓の風景がみえたよ。
その後も、父は息子にむかって、
子育てとはだの、おまえは駄目だだの、ビールをがんがん飲みながら管巻きっぱなし。
息子はほとんど無視しているのだけれど、時々たえかねて てめー呼ばわりで父を罵倒。
おばあちゃんは、ベビー椅子に座った孫にずっとずっと赤ちゃんことばで語りつづけ、
合間に旦那のステーキを切ってやり、われ関せずの姿勢。
でも息子が席をはずすと、旦那に
「いいかげんにしなさいよー。」
とか言っている。
きっと息子が中学生の頃もこんな感じだったんだろな。
そして嫁さんといえば、一切口をききませんでした。
ひとりで黙って、子供をかまうでもなく、カレーを食べていました。

私の優雅なランチタイム・・・

こんなにお互いへのやさしい気持ちのみえない家族なのに、
土曜日にみんなで買い物にきて、食事をしている。
たぶん同居している。
子供たちは、もう少し大きくなったら、自分のうちなのに居心地が悪いだろうな。

ランチ代もったいなかったな。


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