痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2006年10月06日(金)  グラタン

一日激しく降りましたね。
階段を上がって地下鉄の出口、まだ雨は強い。

そうだ、こんな日こそグラタンだ!

思いついた自分えらいぞ。
そこで寄り道して、例のお気に入りの洋食屋さんへ行きました。
この天気で店はガラガラ。
でもおかげで、いつもの混み具合ならば、きっと注文から30分はかかるであろうグラタンが20分で出てきたよ。
その間、グラスで生ビールを飲みながら、ラックにあった今朝の新聞など読んで待つ。
来た。来ましたよ。

コレだー!!!
幼いわたくしが両親に連れられて訪れた街の洋食屋さんで初めて食べたグラタンに激似!
こんな美味しいものが世の中にあったのか!?
と四歳児に激しい衝撃を与えた食べ物。
それがグラタン。
生まれて初めて、ホワイトソースというものを食べたんだよね。
バターを使った料理も。
今の自分には、こんな濃い食べ物は半年に一回でいいと思いますが、
イメージはあの頃のまま。ほっぺたが落ちるくらい美味しいもの。
だから、深夜のファミレスなんかでたまに無償に食べたくなって、
そのあまりの不味さ、いいかげんさ、にうんざりするどころか腹が立って、
でも半年後の深夜にまた無償に、を繰り返してきた哀しい食べ物。

この洋食屋さんのおかげで、そのトラウマがすべて解消しました。
やっぱり、本当にあったんだな。ちゃんとしたマカロニグラタンが。
失われたものの思いでを日々より美しく再構築していただけではなかったのだ。
よかった。
また2月頃、うんと寒い時期に食べにいきましょう。


マカロニグラタンといえば、amiの葬式の夜に食べたよな。
全部おわって、静かになった家で、amiの家族と私とeちゃんとで、
大好きだったという洋食屋さんの、本当は出前をしないところをお願いして、
グラタンとハンバーグとあとなにを食べたっけ。
ビーフシチューだったかな、チキンライスだったかな。
とにかく、好きだったものを全部頼んだので、ボリュームもあり5人では食べきれないくらいすごい量だった。
みんながんばって、たくさん食べた。
もう話すこともあんまりなくて、静かな晩餐だったよね。
その時のマカロニグラタンも、まさに
コレだー!!!
なグラタンだった。少し冷めていたけどそれでも美味しかった。
でも悪いけど、すぐに吐いちゃった。
だって朝から、というか前の日もその前の日も、ろくにものも食べず、
献杯、献杯また献杯 で、お酒をガソリンにして動いていたから、
いきなりのホワイトソースとデミグラスソースに胃がひっくり返ってしまったのだ。
許せ。


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