痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2006年09月12日(火)  真逆 も気になるんだよ

あんのじょう、我が母は、ハンケチ玉子が好きであります。
それから次期総理は鉄板らしい、あべ心臓氏の奥さんが よんさまFanと知り、喜んでいます。
い・びょんほんさまの予約限定写真集(高い!)ももってやがりました。
やっぱりワイドショーは、おばちゃんの心をよくよく知り尽くしている。

やっぱり、といえば、
わたくしは斜に構えているようで単純なので、
箱根駅伝や、高校野球、高校サッカー、ロボットコンテスト、俳句甲子園のような、
若人の団体競技が大好きであります。
賞金やファイトマネーなしで、高みを目指し、
みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために、
頑張る姿に簡単にジーンときてしまいます。
 
余談ながら
 ♪えぶりばでぃでぃふぁれんす みんなはひとりのために〜
   ゆないてっど うぃーすたんど ひとりはみんなのために〜
という、組合歌を頼まれてタブーショウで歌ったことがある。
カネコイヅミオリジナルのメロディーも素晴らしく、大好きだった。
歌うと気持ちがいいのです。
組合員から録音の依頼があってCDにしたのだけれど、わたくしは持っていない。
今思えば、焼き増ししてもらえばよかった。

おお、団体戦のはなしでした。
勝敗が決まって、たいてい涙目で、
「うん うん みんなよくやった。がんばった。」
と、テレビの向こうにねぎらいのことばをかけていると、
最近はすぐ 優勝校の選手のみなさんのインタビュー が始まりますね。
あれがですね、非常にがっくりくるんですよ。
なんなのかな。最近の十代 (でも駅伝の四年生は二十代で、もうすぐ社会人だ) は、
接頭語として、
『やっぱ』
をつけないと聞かれた事に答えることができないのかしら。

「おめでとうございます。」
『ありがとうございます。』
「最後は苦しい戦いでしたね?」
『やっぱ、相手も同じくらいっていうかむしろ実力は上でしたので。』
「それでも勝利したその要因はなんだと思いますか?」
『やっぱ、チームメイトを信じて最後まであきらめなかったっていうか。はい。』

駅伝なら十人、野球なら九人、まず全員どんな質問でも、
『やっぱ』 から。
特にこの夏の早実のキャプテンはすごかったな。
短いインタビューのなか、すべて 『やっぱ』づけで回答していたと思います
7〜8回は言ったかな。
それで、次のインタビューがハンケチ玉子だったのですが、
さすがに彼は使わなかった・・・かな。
1回くらいは言ったかな。
しかし、玉子以下の選手がこれまたすべて激しい 『やっぱ』しゃべりだったので、
玉子がとびぬけて品よく、知性的にみえたのは確かです。
きっとキャプテンも気のいい奴だとは思うのですが、
あまりにもバカっぽかった。

これって体育会系に限らないんです。
ディベート選手権や、放送映像全国大会なんかに出場している、鼻っ柱の強い頭のよさそうな女の子も、
マイクを向けられると、たいてい 『やっぱ』なんだよ。
だからといって、『やっぱ』を、『やっぱり』や『やはり』に言い換えろというのではないのです。
もう少し、自分流のことばの選び方をしてほしいなあ、という老婆心ですか。
せめて、みんなあと数語ボキャブラリーがあったら、と。
でも、一応ていねいに話そうとはしているんだよね。
緊張しているし、キャプテンなんか、
(あー、オレ やっぱ ばっか言ってるよ)
と話しながら思っていたんじゃないのかな。

うーむ。
ひとのやっていることに勝手に涙がでるほど感動して、
話はじめたらみんなバカみたいでがっかりした、
と一言でまとめるとこうなりますか。わたくしも普通のおばさんですね。
玉子は、あの年代としては とても強い に加えて、あの年代としては バカっぽくない というだけで、
日本のおじさんやおばさんのプリンスに成り上がった。
どう教育すれば玉子のようなよい青年を育てられますか、ってねえ。 
大半のおじさんやおばさんは自分の子供に、
「そういうバカみたいな話し方はやめなさい。」
と言ったことはなさそうですよ。


やっぱ蔓延の原因としては、キムタクが疑わしいとおもっちょります。


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