痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2006年06月07日(水)  サークル活動

最近、父が卓球のサークルに入り、毎週水曜日に雨の日も休まずイソイソと通っていることが判明しました。
ま、体育館が実家の目と鼻の先にあるので、どんな台風の日でも、1分で行けるのです。
しかし、我が家は職人系自営業なので、父のこれまでの遊び相手は、
ゴルフであれ、麻雀・ボーリング・無尽・旅行と、メンバーは常に仕事仲間。
プライベートのようでいてそうでない、状況だったのです。
それが、聞けば不特定多数のおじさんおばさんの卓球サークルらしい。
たぶん、町会か法人会がらみだと思われます。
自営業で長老になると、なぜか自動的にこれらの集まりの中心になるのです。
今まで、町会や法人会を日本的社会の腐敗の苗床と苦々しく思っておりましたが、
(だってしょっちゅうあまった予算で飲み食いしたり、意味のない講演会をひらいたり、鬼怒川の川下りをしている。)
違う業種のじいさん達が、集まって遊んでいるのを見ると、まあ少しは許してしまいそうになります。
一応地元に金を落としているしね。
なんのしがらみもなく、(いや、地元の目という怖いものはあるけれど)
今までしたことがないことを割と楽しそうにやっている。

わたくしも最近毎週水曜か木曜、不特定で集まって初見で力いっぱい戯曲を読む、
『カトレア読書会』 が楽しみでしかたがありません。
もちろん終わったあとの飲み会も楽しみですが、
目的は、戯曲って声にだして読むと面白い! ってことだけなので、
公演に向けてのプレッシャーも、なんとかの会とかのしがらみもなし。
あんまり楽しくて、夏には合宿、そして12月の頭には、第1回公演まで決まってしまいました。
わお!
公演の詳細は、また後日発表しますが、『カトレア読書会』としては初公演です。
いまから、期待と緊張でうずうずします。

そんな気楽さもサークルですが、わたくしの母などは、あるカラオケサークルに20年も在籍し、
しかしそのサークルでは、20年たっても誰も一曲も暗譜で歌うことができず、
当然生伴奏では誰も歌えないという、進歩というものをあえて拒否した集団になってしまっています。
初めは「歌が上手になりたい」 とみんな思っていたはずなのに、
「出る杭として打たれたくない」 という恐怖がみなを硬直させてしまったのです。
そしておばさん集団の常として、権力闘争と足のひっぱりあい。
とにかく先生に可愛がられたい、という子供のような欲望。
それもサークルです。

そして、先日父から驚くべき話をきいてしまいました。
卓球サークルの人々は不特定とはいえ、毎週同じ曜日・同じ時間に集まって、共同で借りたスペースと卓球台をつかっているわけです。
なのに、誰も あいさつしないんだって!!!
みんなバラバラにやってきて、本日の使用料を300円払って、ピンポン打って帰るんだって!
ゲームセンターか!?
それもサークル?

んんん・・・ しかし戦後世代の人々の社会性のなさは、現役の大学生にも劣る。
「こんばんは」 って言えばいいだけじゃん。
不器用ですから、とかですむ問題じゃないよ。
わたしら10代の頃さんざん、君達の世代の評論家のやつらにグダグダ言われたよ。


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