痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2006年03月19日(日)  青嵐

すごい風です。
大風。
春ですね〜。
でも今日のは北風かな。
先日の春一番は、西風だったよね。
わたしは西風が大好きなのです。
なんだか不穏なかんじがしませんか。

昔から西風は、新しいもの、革新、混乱、病気を運んでくる風なのです。
そして西風は青い皮膚をしている。
たしか名前はゼフュロス。
性格は嫉妬深い。
このへん何も見ずに書いているので、かなり怪しい情報です。
たぶん、正しい。
ボッティチェリの ヴィーナスの誕生 の絵で裸ん坊のヴィーナスに、
花の女神フローラが服をきせようとしているのに、
頬を膨らませてフーフーと息で脱がそうとしている青い肌の男 が、西風くんです。
たぶん。

こんなすごい風の日は、おうちでコーヒー&読書にかぎるわい
と、のんびりしていたところにノックの音。
日曜の昼間のノックなど普段は無視するのですが、
今日は待望のシルク毛布(わけあり特価)の配送日なので、いそいそとドアをあけたのです。
そこにいたのは宗教勧誘のおばちゃんでした。
しまった。
「今晩ね、ヒュー キリスト教の ヒューー 集まり ヒュー 冊子が ヒュー」
わたしは仏教徒です、と断ろうとすると
「これはヒュー どんな ヒュー 宗教の ヒュー」
見透かされている、これは駄目だと、いりません、とドアを閉めました。
昔、この手のおばちゃんと宗教論争になり1時間帰ってくれなかったことがあるのです。

おばちゃんの勧誘の合間に入る ヒュー は風の音ではなく、おばちゃんの喉か肺から鳴る音です。
息を吸うたびに、 ヒューヒュー と鳴っている。
喘息なのかしら。
こんな風の日に、あなた大丈夫ですか? とつい仏心がわいてしまいました。
ほら仏教徒だから。

それにしても宗教個別訪問のおばちゃん達は、どうみてもみな幸せそうに見えない。
風とともにやってきたおばちゃんは、風神さまというよりまんま貧乏神の風体。
マゾヒスティックな喜びは、凡人には見えないのかな。
見えなくていいや。
シルク毛布到着!


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