またまたケンタッキーの揚げ鳥さんでのお話です。 今日の私はしばきにいったのではありせんよ。
生きているうちに都をひとめみたいんじゃ というあずま生まれの母のために 秋の京都旅行 のツアーパンフレット集めに駅にいったのです。
一つ積んでは母のため〜 と、駅の旅行代理店のスタンドから 『紅葉・京都』の文字が躍るパンフレットを抜き出していると、
「もうここのケンタッキーには二度とこない!」
という大人気ない、しかし大人の男性の野太い怒鳴り声が聞こえたのです。 振り向くとそこには自営業の そうねえ、不動産屋の社長風のおじさんが 怒りにまかせて煙草に火をつけ、スパーッとすんごい勢いで煙を吐き出していました。 すると揚げ鳥屋さんの自動ドアがスーっとあいて、 やはり自営業、こんどは水道工事屋さんの社長風のおじさんが出てくるや苦笑いで、
「そんなこといわないでさ。ほら謝ってるよ。足がなくてすみませんって。」
???
「今日は足がないんだって。しょうがねえよなあ。ケンタッキーに足がなくちゃ。」
! わかった ! 社長(不動産)は、フライドチキンの 足の部分をくれと言ったのだ。 胸肉や手羽ではなく、持ちやすいモモ肉のところ。 けれどどういうわけか、その時ケンタッキーには足がなかった。 もしくは社長が足ばかり20本くれ、とか言ったのだ。
【一口メモ】 かの店ではチキンは 胸・ササミ・手羽・モモ・尻 と5つの部分の肉を使い、 1羽からササミ以外は左右で2個とれる。 ササミは1個。真中に軟骨がはいっているアレ。 胸・ササミ・手羽 は白身、モモ・尻 は赤身の肉なので、普通セットには白身と赤身をバランスよく入れるよう数を調整する。 客から希望や指定があればその部分を提供するが、それはあくまで1つ2つの話であって、 その後のセットのバランス上、手羽ばかり20個とか、肉の多い尻だけ10個 といった注文は原則として断る。 2個セットを頼んだら良く見てみよう。 普通は大きさからいって 手羽と尻 胸と足 もしくは ササミと足 といった構成のハズ。 ただ白身の全体数が多く奇数なので、たまに 胸と手羽 というケースもある。 好みよりまず得をしたい人は ササミと尻 を注文すると肉がいっぱい食べられるぞ。 手羽と足を頼むひとは、骨の間の肉がうまいとかいいわけしても、 どこかこう偏執的なかんじもするぞ。
一口どころではなかったが、 とにかく社長(不動産)が 鶏の足をくれ と言い、店のおねえちゃんに断られて激怒し、 捨て台詞をはなって店を飛び出したところを友達の社長(水道や)が追いかけてきてなだめ、 ているところを私が見ていた。 というだけの話です。 時間は午後5時。 そろそろ居酒屋も開店するころ。 社長たちは、フライドチキンでも食べよう と誘い合いそれぞれの店をでてきたのでしょうか。 店内でお召し上がるつもりだったらいいな。
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