痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2005年07月12日(火)  イヤダの歌

イヤダ は漢字で書くと 嫌だ です。

でも イヤダ と キライだ は違います。
言葉としては キライだ の方が、子供の駄々めいた イヤダ より 強く聞こえます。
キライ。もう決めたこと。はっきりいいます。気持ちが変わることはありません。もうダメ!

だがはたしてそうだろうか。

子供の頃にキライだった食べ物を大人になって好きになることはよくあります。
あんなにキライだった人なのに、いつのまにか結構好きになっていた人もいます。

キライはその時に 頭で判断した、選んだ結果なのです。

イヤダ はどうか。

どうしてもイヤだったから毛虫を押し付けた男子を蹴り飛ばした。
どうしてもイヤだったからせっかく受かった××をけった。
どうしてもイヤだったから満員電車に乗らず自転車で50分かけて通った。
どうしてもイヤだったから「うまいから食べてみろ」と言われたアンキモを吐き出した。
どうしてもイヤだったから中退した。
どうしてもイヤだったからあんなにいい条件だったのにプロポーズを断った。

途中薄暗い記憶が頭をよぎりましたが、つまり

イヤダ は、どうしても我慢ができないことを拒否する言葉なのです。
それは人によって、え〜 そんなことが?と言われるようなことまでそれぞれにあって、
同じものごとを イヤダ と思わない人には説明できない 感情というより反応なのです。
頭では 「こうしたほうがいい」 と分かっていても、
その判断よりもっと早く口から 「イヤダ。」 と出てしまう言葉なのです。

ひとはキライなものと笑って握手することはできます。
でもイヤなものには触ることも 時として近寄ることもできないものなのです。

他人の イヤダ は理解しがたい。だからワガママと受け取られることも多いでしょう。
子供の頃は イヤダ ばっかりだったかもしれませんが、
じゃあ 何なら イイんだろう? と考えて、
『それは音楽だ』
と、この作詞をした人はある時にわかったのかもしれません。
そしてどうやら幸せそうです。

イヤから遠ざかり イイものに近づく道がみえたら 他人からどう思われようと
それが幸せへの道だ、
とまだカタコトも話せない甥っこにみっちり言っておきたい。
今のうちに。


『イヤダの歌』 の原曲は 出だしがコーラスなのですが、当然スペイン語で唄っているのに
日本人の耳には

♪ イヤダヨー イヤダ イヤダ

と聞こえます。
出典は・・・


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